キャリア的視点298 -マスクに対する捉え方の変化-
毎日ブログ 298日目(2020/12/22)
マスクという存在
日本人は元々冬にはマスクをして、風邪予防、インフルエンザ予防をするのが習慣化している国民です。ですので、2020年の新型感染症拡大に対する予防としてもすんなりと受け入れる事ができました。
この点が諸外国と比べて新型コロナウイルスの被害が(比較的)少なめだった要因だと聞いたことがあります。
ただそうは言っても、以前のマスクと言えば、ほとんどが使い捨ての紙マスクで、それが当たり前になっていました。布マスクなどに関してはその認知も少ない中で、急激なマスクの需要に対応できずに、社会問題レベルでマスク不足が起こりました。
批判名高いアベノマスクも、その余波のひとつですよね。余波だけで何億でしたっけ? もうちょっとやりようはなかったのかな、とは政治の素人の意見です^^; 私達国民が選挙で選んだ人達の判断ですから、これは私達「国民の総意」という事になりますからね。何億使われても仕方がないのかも知れません。
はっきり言えばマスクって面倒くさいですよね。ちょっとコンビニに行くだけでも、マスクを忘れると取りに戻る必要があったり。マスクがないと入店できない(拒否される)というのも、ドレスコードみたいです。
マスクを買うためにもマスクがないと入店できない、とかありそうですよね^^;
それでもなんだかんだでそれなりに定着してきました。マスクも実に華やかになっていて、キャリア教育の一環で訪れる小学校では、炭治郎や禰津子、義勇さんが何人もいます。誰もが予想していた通り、今やマスクはファッションアイテムと化してきましたね^^
非言語コミュニケーション
新型コロナが落ち着いてもしばらくは残るのでしょうか。ワクチン接種が始まって多くの方がかかりにくくなって、感染していた人も元気になられてもマスク着用の風潮は続くのでしょうか?
それとも溜まっていたストレスを解放する様に、みんなマスクをしなくなるのでしょうか?
私的には後者です。やはり誰かと話をする時は、言葉以外に現れるノンバーバル(非言語)の情報が欲しいと思ってしまうのです。
人は誰も何無意識の内に、その非言語情報を得ながら話しているものです。
瞬きが多い。(緊張している?)
視線が合わない。(嘘をついている?)
目をつぶるときにギュッする事が多い。(神経質かも?)
この辺りは目に関する非言語情報です。昔から「目は口ほどに物を言う」という諺もあるくらい、非言語情報というのは知られてきました。
マスクで隠れる口にもそんな非言語情報は出てきます。
唇を舐める。(緊張している?)
下唇を噛む。(何かを我慢している?)
唇が紫。(チアノーゼ?)
最後のは会話の中でなかなか出てこないという意味では、ちょっとしたジョークですが、医師の診療としては大いにあるのでは無いでしょうか? 私が思いつかないだけで、他にも色々とあるのかも知れませんね。
マスクはしていても伝わるものは多いのですが、それでもやはり有るより無い方が良いという話です。
これまでは自然に得ていた、非言語情報をこれからは無いものとして別のところから見つける事に慣れていくことになりますね。
当たり前に、意識することなく、マスクでの会話が新しい生活様式として定着する。その変化にも適応して行きましょう(^^)
#キャリア的視点 #キャリアコンサルタント #キャリコンバレー #毎日ブログ #マスク #生活様式 #非言語 #情報 #ファッション #目は口ほどに物を言う #ノンバーバル #アベノマスク #note3150
個人の活性化を組織の活性化に繋げます。