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キャリア的視点181 素直である事 -成長の種を育む方法-
毎日ブログ 181日目(2020/8/27)
素直でありたい
日々思っている事ですが、素直でありたいのです。
自分に対しても、他人に対しても、嘘偽りなく正直でいたい。
少しだけ背伸びをした等身大の自分でいたいと思うのです。
それはまるで子供の様に。
「ありがとう」も「ごめんなさい」も、スッと言える子供の様にです。
誰かに「これお願いします」とか言われた時に、まず「了解です」と受け入れてから目的や仕様を考える様にしたいと思っています。
受け入れる前に考えてしまうと、「なんで?」「何するの?」と、理由によってはお断りしますよ、って言っているイメージなんです。
仕事をする上で、上司が「これ頼めるかな?」と言ってきた時に、素直に了解しました」と言えるのと、「なんでですか?」では印象が180度変わってしまいますよね。
一旦、「了解しました」と受け入れてから、「でも今は◯◯と言う仕事をやっています。今回の仕事の納期はいつでしょうか? 場合によっては◯◯の後でも宜しいでしょうか?」
と答えるのが理想的なんだと思います。
正直、これまで色んな人と出会ってきたのですが、仕事が出来る人は多くの方が「素直」なんだと気付きます。
だからこそ素直になりたいと思うのですが、今日はその「素直」に関して書いていきます。
素直であることのメリット
素直であることはある大きなメリットを生みます。
人当たりが良くなる事で、リレーションシップ(人間関係)の構築が容易になるのです。
リレーションシップが構築できていると、何より仕事が順調に運びます。協力者が現れてくれるというのも大きな要因です。自分一人では困難な事も比較的簡単にクリアできてしますのです。
結果として周囲の評価も高まり、旧来のキャリアアップである昇進昇給も期待ができますし、新時代のキャリアの考え方でも、成功体験とともに【社会関係資本】を構築できる様になります。
社会関係資本というと固いイメージがありますが、要は人との繋がりだと思ってください。家族・親戚や友人・知人以外にもあなたと信頼関係で結び付いた人たちの事です。
何より人の頼みなどを素直に受け入れると言うことは、自分の可能性の発現にも繋がります。
昇進で管理職になれば、それまでと異なったマネジメント業務に挑戦する事にもなりますが、そんなに先の、受動的な話ではなくても、今できる可能性の開拓として【ビジネス資本】の構築場面が現れるのです。
簡単に言えば、達成した事柄、興味を持った事柄、勧められた事柄などに対して「私にはこれができる」と思えれば、今後機会があった時にチャレンジしていける気持ちが持てるのです。その気持ちが可能性の種なのです。
素直であることは、信頼と共に成長に繋がる可能性を大いに秘めているのだと思うのです。
素直と無思慮は違う
素直素直と言っても、何も考えずに人の言うことをホイホイ聞いているだけであるのは、少し違います。それは無思慮、端的に言えば「馬鹿」と思われてしまうのです。
「あいつは俺の言うことならなんでも聞くから、やらせておけば良いんだよ」と言う様な、悪どい連中の格好の的になってしまいかねません。
では、相手に「利用されず」対等な関係を気付くためには、どんな事に気を付ければ良いのでしょうか?
理想なのは冒頭でも出した様に、
「了解しました。でも今は◯◯と言う仕事をやっています。今回の仕事の納期はいつでしょうか? 場合によっては◯◯の後でも宜しいでしょうか?」
の様に、自分の意思を相手に伝える事が大切なのだと思うのです。
納期の他にも「目的・目標の確認」「合格水準の確認」などなど、を行う事も、自分の意思を伝えることに役に立ちます。
そうなると「あいつに任せておけば大丈夫」と言った信頼にまで発展することも少なくないのです。
素直であると同時に、自分意思を持つ事が大切なのですね。
だから素直でありたい
素直と言う言葉をネットで検索してみると、
性質・態度などが、穏やかでひねくれていないさま。従順。
などと言う説明が出てきます。これは5つある全体の内で人を形容する一文を書き出したものですが、実は私のイメージとは異なっていました。
私的には
「疑うことなく、自分の心に正直である事、及び行動」
と言う捉え方をしていたのです。
皆さんはどんな人に対して『素直』でいられますか?
やっぱり信用している相手に対してだと思うのですが、いかがでしょうか?
つまり『素直』に相手の言葉を受け入れると言うことは、その相手に対して「信用しています」と言う事を伝える事でもあると思うのです。
それは先述のリレーションシップに繋がる話でもありますね。
素直な人は目上の人に可愛がられます。これはトンデモナイ武器になるのです。
自分の可能性を拡げる為にも、自分を信用してくれている相手のためにも、私は改めて『素直』でいたい、と思うのです。
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