キャリア的視点284 -災厄コロナ:紡ぐ方法はあるのか⁉︎-
毎日ブログ 284日目(2020/12/8)
新型コロナウイルスの第三波が、と警戒が強まっていく現在、新しく感染する方々が後を断ちません。
東京、大阪などの大都市圏を始め、全国にある名古屋の様な自称「第三の都市」も、軒並み感染者数が上がってきています。
ニュースを観ていても、毎日戦々恐々です。
感染拡大を防ぐ事、国民生活を維持する事、社会経済を回す事、国の財政を保つ事、他の国々との取引・連携、様々な課題を同時進行でバランスを取っていかないといけない訳です。その中で私はキャリアコンサルタントとして、と言うより人として、どうしても気になるニュースがあります。
コロナ禍で倒産する企業の件は以前にも書きました。1社が倒産すれば、その従業員と、それに数倍する家族とが生活に困窮する、と。
これは誰の目にも想像が易い事です。
しかしここに改めて、何とかできないものか、と思ってしまう事も潜んでいました。
コロナに感染し肺炎になり亡くなった方々の家族の皆さんです。こちらも先の倒産に巻き込まれた家族と同じ様に、「お金がない」のです。
家にお金がなくなってしまい、食べる物も切り詰め、そして高校・大学進学を諦める。又は高校・大学を中退する、という選択を子供達、若者たちがしないといけないという事実です。
本人たちにしてみれば死活問題で、まず今を生きないと将来すら見えない状態になってしまっている様なのです。
お金がない、と言うのは想像以上にシビアな問題です。人間の生活基盤ともいえる「衣食住」の内、「食」と「住」には目の前でお金が必要になるのです。「衣」は最新モデルを我慢して、これまでの服を着れば、まぁなんとかなります。本人たちの欲求は抑える事になりますが、「死にはしない」という事で抑え込んでもらうとします。
しかし「食」はどんなに減らしても限度があります。特に小さい子には食べさせてあげたいと、親が1日1食にしているという報道を観ると本当に辛いです。
「住」も多少の融通は聞くかもしれませんが、大家さんだってその収入で生活をしているのですから、「いつまでも」という訳にもいきません。
そのお金がない事が理由で進学できないと言うのは、本人にしてみても未練が残ってしまうのではないでしょうか。それだけなら奨学金(新聞奨学金なども含めて)という選択肢もあるのかも知れませんが、特に親が亡くなってしまった分、弟・妹の学費を捻出するためにも働かないといけない、という展開まである様です。
個人的には、まだ予算があるのなら、この様な方々(会社がコロナで倒産してしまった家族、及び家族がコロナで亡くなり収入が激減した方)に対しての救済措置を緊急で用意して欲しいくらいです。
私は政治家ではありませんので、その点に関しては何も手が出ません。せめて与党と野党が足を引っ張り合わないで、そのような方たちにも目を向けて協力して取り組んで欲しいと思うのです。
せめてnoteに書く事で、気付いてくれる方が一人でも増えれば、紡いでいけるのではないか、と期待してしまうのです。
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個人の活性化を組織の活性化に繋げます。