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キャリア的視点401 -初の海外旅行(14年前)②-

こんにちは(^^) ひだです。

新婚旅行シリーズ第二回。でも重めの内容になりました。テーマは「キャリア≒人生」です。

日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。
読了時間は3~5分です。



昨日の新婚旅行編の別口の話です。

同じニューヨークを舞台にした話ですが、今回は毛色が異なります。


2007年のニューヨーク

ニューヨークでは基本的に昼の思い出はボラレタことくらいです^^;
妻と二人で街を歩いていたのですが、ビデオカメラのディスクが足りなくなってしまったのです。
当時はまだHDD型の流通が少なかったのです。私自身ラップトップPCも持っておらず、HDD型だと容量が足りなくなった時に困る、とディスク交換型のカメラにしていたのです。

ボラレタというと聞こえが悪いですね。店員さんと話をしながら(または話をしたつもりになって)購入した後に、食料を買おうと思って入った店では同じものが半額で売っていた。そしてそれが適正価格だったと言うこと。
原因は言うまでもなく私たち夫婦の無知と言語能力に尽きます。良い勉強をしました…囧

海外に来て1週間もたっていないのに、米を食べたくなった私たちは「吉野家」へ。妻はレギュラーサイズ、私はラージサイズを買ったのですが、並みと大盛りのつもりでいたのに、並みと並み二個分だったのも面白い思い出です^^
言葉の壁は予想以上に高かった…

入国審査のおじさんは本来一人ずつの対応なのに、「We are honeymoon.」と片言喋っていたら、「Oh!」と表情が一変し、二人で一緒に通してくれました。なんて気持ちの良い人たちなんだ、と思ったモノでしたが、そこに至るまで言葉の壁はやはり高かったのです^^;

それでも、私たちがニューヨークを訪れた時、実は入国審査は特に厳しかった様です。


鎮魂歌

時期は2001年のニューヨーク同時多発テロの復興が続き、再度の発生を防ぐための警戒が増す2007年4月。
世はまだ、ウサーマ・ビン・ラディン率いるアルカーイダってどこにいる? って話になっていた時代です。いつまた一般人のふりをした工作員が侵入し、あの悲劇が繰り返されない様にと警戒している時代です。

復興工事の進むワールドトレードセンター跡地を訪れた時に感じるものが確かにありました。

当時の私はキャリアのキャの字も知らなかった36歳です。その意味では日本の典型的なサラリーマンです。だから「キャリア」という単語は出てはこなかったのですが、

ここで多くの人が、自分の将来の夢や希望を、無惨にも奪われた。

これまで培ってきたキャリアと、これから積み重ねていくキャリア。
つまり「キャリア ≒ 人生」です。

その全てを、他者の、しかも自分自身とは縁もゆかりもない誰かの暴力によって、無理矢理に奪われたのです。

現在はミャンマーで軍隊がクーデターを起こし、再び軍国主義体制を敷こうとしています。そこでもやはり、犠牲になり生命を奪われた人がいます。

「自分の利益しか考えない」「自分が楽しければ他人などは知ったことではない」などと考える人が、まだまだ世の中には多くいて、いなくなることもありません。

ではせめて、その様な人たちに奪われないために、私たちは何ができるのか、協力してできることはないのか考えたいなぁなんて、新婚旅行を思い出して考えてしまいました。

ちょっとハネムーンの話から殺伐とした話になってしまいましたね^^;



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個人の活性化を組織の活性化に繋げます。

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