暇な時間から学ぶことは大きい。
わたしは暇な時間が苦手。
これは自分の性格上の問題か、多忙な組織にいた影響かはわからないのだけれど、何もしてない時間がとても生産性のないように思えてしまう。
フリーランスになってからは尚更、わたしは暇な時間がこわいし、いまも仕事がフル稼働していないと、心がどうも落ち着かない。前日に決めた予定をこなしていないと、「できなかった」という罪悪感がこみ上げる。昼寝をしてしまった日には、無意識に自分をダメ出ししてしまう。
テレビのCMですら時間がもったいないと思ってしまう。だから、テレビをリアルタイムでは見ない。お気に入りの番組は録画し、それを夕食を食べている間にCMを飛ばしながら2倍速で見る。一体なにに対して焦っているのか、自分でも不思議なのだけれど、、。
そこで、「暇な時間」を「得してる時間」に変換してみた。
ぼーっとする時間、昼寝をする時間、映画をみる時間、本を読む時間、料理をつくる時間、取材先への移動時間。これらはすべて、自分を豊かにするための時間なんだって思うようにした。
映画や本は、色々なストーリーに触れることで心が豊かになる。昼寝の時間は、明日のための活力になる。ぼーっとする時間は、思考をクリアにすることができる。その人らしいささやかな暮らしや生き方が、いつか文章に活きてくると信じたい。
今日は本をたくさん読み、アロマ入りのお風呂に浸かり、春巻きの皮を丁寧に包んだ。
さて、明日はなにをしようか。