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アドバンスどうでしょう。

えっ、ほとんどの人がアドバンスについてしらないということがわかったので、アドバンスの説明から。

アドバンストは?

注文住宅を建てる際には、絶対に誰でもどんな家でも使う部材があります。それは電灯のスイッチです。ベランダが事情によりない家とか、階段がない平屋とか、お風呂は別棟で温泉とかいろいろあるけど、どんな家にも絶対に電灯はあります。そのスイッチのお話です。

通常だと、ほとんどの家がパナソニックのコスモシリーズワイド21(以下コスモ)というのがついているとおもいます。

いまの賃貸マンションでも当然コスモのスイッチでした。

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こんなかんじのはたぶんどの家でもついてるのかなとおもいます。標準仕様なのでほぼタダみたいな金額になるし、あまりスイッチにこだわる人も多くはないとおもいます。

実は我が家はPanasonicのエネファームが入る予定で、そのためのHEMS(Home Energy Management System)コントローラーの仕様についてみていたところ……!なんとAiSEG2というスイッチが操作できることがわかりました。それがアドバンスシリーズになります。

えええ!家中のスイッチがスマホのソフトで操作できし、なんといってもAmazonのスマートスピーカーで音声操作できるのなんて最高じゃないですか!さらにいえば、我が家はいまSONYのQrio Lockというスマートキーをつかっていて、鍵閉め忘れたとかそういうのを全部見られるのでこれを戸建てにしてなくすという選択肢はなかったのです。とはいえ、Qrioは単体の鍵だけなので、それをPanasonicのAiSEG2で統一できるとめちゃくちゃ便利なのです。

宅配ボックスの荷物お知らせ(マンションだと絶対にある)とか、不在時の外からの対応、シャッターのチェックなど全部オンラインでできるのとか大変便利なのです。

要はまとめると

・自宅をスマートハウス化できる
・そのためにPanasonicのAiSEG2対応機種が推奨
・そのためのコンセントがアドバンスというシリーズ

になります。似たようなHEMSだとAppleのHomeKitとは互換性がなくて、そのままだとつかえないのです。ところが、そこはいろいろできるようにする方法があるのでそれはまた後日入居後に。

アドバンスリンクとは?

アドバンスシリーズはかっこいいコンセントというだけで、それだけでは使い道がありません。一部だけつかっても面白みがないのです。ほぼすべてをアドバンスにしてアドバンスリンクすると魔法になります。

そのためには、自宅のネットワーク設計をした上で、アドバンス専用のルーターをいれる必要があります。これをすることにより、自宅のスイッチが弄りたい放題です。ロフトの消し忘れとかも全部スマホで操作できることになります。

また、玄関近くに一括OFFスイッチなどをおくことで、全部の電気を消したりかなり便利になります。

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でも一番やりたいのは繰り返しですが、音声操作です。

アーサー・C・クラークという20世紀を代表するSF作家がいます。「2001年宇宙の旅」シリーズの作者です。彼の有名な「クラークの三法則」があります。

1. 高名で年配の科学者が可能であると言った場合、その主張はほぼ間違いない。また不可能であると言った場合には、その主張はまず間違っている。
2.可能性の限界を測る唯一の方法は、不可能であるとされることまでやってみることである。
3.十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない。

アドバンスリンクという家中のコンセントや照明をすべてネットワークにしてしまうことで、音声操作や、スマホで操作ということが可能になります。それは「十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない。」そのものになります。

また2020年9月にリンクシリーズの最新作リンクプラスが発表になりました。2020年12月中旬から出荷されるので竣工ギリギリになるのですが、インテリアコーディネーターさんに提案をしたところ、めちゃくちゃ乗り気でパナの担当者や電気屋さんを交えて打ちあわせをします。

とはいえ、最大のデメリットはコストです。普通なら一個200円ぐらいのスイッチが、15,000円とかになります。つまり、スイッチ台だけで30万円ぐらいかかってしまいます。とはいえ、もう後から絶対にいれるのができないし、注文住宅ならではの面白みがこういうところにあるとおもうんです。

なのでみなさまの是非ご検討ください。

質問などはnoteのコメントやtwitterでよかったらくださいね。



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