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おしえて!ITおじさん

第4回 WiFiの話

WiFiの由来について

HiFiオーディオという言葉ご存じでしょうか?
HiFiとは、High Fidelity(高忠実度、高再現性)という言葉で、高級なオーディオ機器のうたい文句でした。

WiFiのWiはワイヤレスの意味ですが、HiFiの響きをまねて、WiFiと呼ばれるようになったようです。

WiFi環境では

ワイヤレス、無線でコンピュータやスマホを自宅や事務所のインターネット回線につなぐことができます。自宅に固定回線(NTTのフレッツやケーブルテレビ)があって、WiFIルータという機器があれば、自宅にはWiFi環境があるよ、とカッコ良く言えますよ。

自宅等でパソコン使っている方も多いと思うのですが、昔はLANケーブルという、ブルーとかの線でパソコンをつないでいたと思います。
自宅にWiFiを入れると、このLANケーブル無しにパソコンをインターネットに接続します。スマホ等も4G回線等を使わずにWiFi環境では、WiFiを使ってネットに接続します。

先週、ギガの話で、転送容量を超えないようにと話しましたが、WiFi経由であれば、このスマホの転送容量は消費しないので減りません。

おおむね、自宅の回線の方が、スピードが速いので、動画などもさくさく見れます。

WiFiは同時に複数名が使用できますので、家族で利用できます。また、鉄筋コンクリートの壁でない限り、家じゅうほとんどの場所で使えます。多少、部屋のレイアウトで違う場合がありますが、食卓にみんな集まるという頻度が増えるかもしれませんね。

WiFiのメリットは

つなぎっぱなしでも問題ないことです。自宅の固定回線やインターネット接続サービスの料金は、ほとんどが固定の料金になっていますので、その月額以上は請求されません。

これがなにをもたらすか、ダラダラと使っていいんです。インターネットが始まった頃は従量制の時代もありましたので、こまめに回線接続を切って使っていました。
好きな動画や、テレビドラマ、映画、音楽など、ダラダラ見てください。

趣味の世界で使うとどうしても長時間ネットを見ることもありますが、WiFi環境下ではそれを気にすることもありません。
最近、LINEなどのメッセージツールでビデオ通話するなんてありますよね。これもWiFi環境では時間を気にすることなく可能です。

遠方の孫と通話するのはもちろん、私の知っているカップルは遠距離恋愛なんですが、スマホ同士でビデオでつなぎっぱなしでご飯食べてるようです。特に会話しないらしく、同じテレビをそれぞれ見ながらそれぞれご飯食べている。あたかも一緒にいる感じに錯覚するって言っていました。

趣味の延長でなにか覚えたい、勉強したいとかあるじゃないですか? 体調とかでなかなか出かけるのがおっくうとか、場合によっては免許返納したとかでも、オンラインで教養講座とか受講できます。こういうのも転送容量を気にしないで受講できますよね。

WiFiの導入

自宅の場合でしたら固定回線が必要です。今は、ほとんどが光回線ですので、高速ですね。それにWiFiルータというのが必要になります。1万円前後で売っています。接続も簡単です。

セキュリティに注意

WiFiは注意すべきことがあります。セキュリティです。スマホをWiFiに接続する場合にパスワードを設定するようになっています。今はデフォルトでパスワードが設定されていますが、たまに設定なしで使っているケースや、パスワードを覚えやすい文字に変更していると、屋外からアクセスされることがあります。同じWiFiにつながっている機器の中をのぞかれる可能性があります。

公共のWiFiがあり便利ですが、セキュリティ対策として接続時間や回数に制限がある場合が多いですね。

WiFiで便利に

今や、WiFiはPCやスマホだけでなく、テレビ、エアコン、見守りカメラなどとつながり始めています。それだけ便利な時代となったんですね。

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