高之峯神社・金峯神社
二番目の星
次に向かったのは、住吉神社と同じ曽於市にある高之峯神社。国道10号線を都城方面に向かうと途中に「コケキャンチ高之峯神社」という案内板がある。そこを左側(山側、方角的には北側)に上がっていくと(途中に太陽光施設がある)公園のような施設がある。
テレビ局のアンテナも建っており、見晴らしもかなり良い場所。
高之峯神社
さほど大きくない社殿だが、きれいに清掃されている。ここは地元都城の経済人が大事に支援をされているようだ。通常は無人のようだが、新年だったので、絵馬とかあり、正月だけ有人で対応されているのだろうか。
磐座は2か所ある。どちらも新年の飾り付けがしてあった。
この場所はこのあたりでは最も高いところなのか、アンテナもあり、眺望もよかった。
公園内には大きな石があちこちにある。元々あったのだろうか。
桜も多く、バーベキュースペースもあって、春は花見ができそうである。
北斗七星の伴星
アルコルの位置に金峯神社がある。
北斗七星は7つ星だが、実は8番目の星があるらしい。
北斗七星を構成するのはミザール、その近くに見えるのがアルコルとのこと。ミザールとアルコルは約4光年離れているというので、双子星とは言えないのかもしれないが、お互いに重力が連携している説もあるらしい。
古代よりこの二つの星は知られていたようだ。
金峯神社
金峯神社は高之峯神社からは160mくらいのところにある。社殿というより祠のようなコンパクトな神社であるが、隣に鎮座する大きな割れ石には驚いた。
隣の石は高さは120㎝ほどはあり、中央部が割れている。刃物で切ったような、東霧島神社の神石を思わせるような切り口である。
気のせいかもしれないが、この岩を触った時に、冷たくなかった。暖かいとはいわないが、冷たいという感触がなかったのは不思議だ。
北斗七星のレイアウトに巨石=磐座と神社があるというだけでも驚くのだが、実際の北斗七星に見える伴星アルコルの配置にも神社があるのというのには本当に驚いた。
次は宮崎県都城市の母智丘神社へ向かう。
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