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人生のカーナビとしてのタロット

この記事は、私が学習したタロット占いの知識をアウトプットするために書き起こしています。内容は主に『かげした真由子先生監修タロット占い協会の無料講座』で学習した内容を自己解釈してアウトプットしています。
講座に興味のある方は下のURLから申し込みできます。

タロットでナビの設定をする

現在地の把握
混乱してわからなくなっている現在地を把握するための言語化。大アルカナで現在どの成長ステップにいるのか把握すると成長のためにやるべきテーマがわかる。

目的地の再設定
潜在意識が勝手に設定してしまっているブレブレの目的地を本当に向かいたい目的地に再設定する。
向かいたい未来に対して潜在意識が持っているネガティブな感情やイメージをポジティブなもの書き換える。
ネガティブなラベルをポジティブなイメージのものに張り替える。

この2つのポイントができたら、目の前に出てきた「やったほうがいいな」と思うことをひとつずつやっていけば、望む未来に向かって着実に進んでいくことができる。


運命のハンドルを握るためのカーナビ設定になぜタロット?

ポイントは絵柄!

①魂(精神)の成長ステップが描かれている
②人間の行動パターンがまんべんなく描かれている
③潜在意識のスイッチを押すような絵柄

①魂(精神)の成長ステップが描かれている

大アルカナ22枚は一人の人間が成長していく物語になっており、0番(愚者)は人生を旅する旅人で、1番(魔術師)〜22番(世界)までのカードがそれぞれ1章ずつ成長のために取り組むべきテーマを表している。
大アルカナを引くことで、自分が魂の成長ステップのどの章にいるのか現在地を言語化して把握することができる。

②人間の行動パターンがまんべんなく描かれている

タロットが私達の内面を言語化してくれるのは絵柄に人間の思考や行動のパターンがまんべんなく描かれているからである。
例えば1番(魔術師)は新しいスタート、生まれたばかりの赤ん坊で無限大の可能性を秘めている。社会のルールや常識にとらわれることなく「やりたい」と思ったらすぐに行動できる。
5番(法皇)はルールや善悪、学校などで社会のルールや常識といった集団の中で生きていくために必要な能力を身につける。
などのように1枚1枚から自分は今どんな視点で物事に取り組めばいいのかを知ることができる。

タロットには明るいイメージのカードから暗いイメージのカードまであり、人生の良い時・悪い時をまんべんなく表している。
特に13番(死神)や15番(悪魔)のように暗くて怖がられたり嫌な印象を受けるカードがあるが、このようなカードもただ暗いだけではない。
例えば13番(死神)は終わりと同時に新たな再生も表している。今まで持っていたものや繰り返していた習慣など、終わりにして違うことを始めると良い未来が拓けるといった意味がある。
15番(悪魔)は怠惰、楽な現状に留まり成長しない様子を表しているが、その事に気づき新たな目標に向けて自身を奮い立たせることでその先に希望が見えてくることを表している。

タロットをマスターすると人間の成長地図を明暗の偏りなくバランスよく理解することができ、人間の潜在意識の思考や行動のパターンを網羅できる。

③潜在意識のスイッチを押すような絵柄

アーサー・エドワード・ウェイトは「絵は予期しない部屋へ通じるドア」あるいは「予想以上に広々とした道の散歩」に似ている、と言っている。

つまり、タロットの絵は予想外の場所への扉であり、それはとても広くて目に見えない世界、潜在意識の世界へ連れて行ってくれる。
絵は文字よりも印象に残りやすくイメージも膨らませやすい。タロットを引くことで相談者自身の潜在意識が絵柄やテーマに反応し、隠れていた本音やネガティブな感情などが顕在意識に浮かび上がる。
占い師やカードが状況を当てているのではなく、相談者自身が占い師の言葉に当てはまる状況を自分の中から引っ張り出しているのである。これがタロット占いが当たるという感覚だと考える。

まとめ

タロットカードの絵柄には人間の魂(精神)の成長が描かれており、人間の思考や行動のパターンが網羅されている。そのためどの絵柄のメッセージにも潜在意識に引っかかるワードが散りばめられている。
絵はイメージが膨らませやすく、タロットを使うことで言語化しやすくなる。
また、再設定したときにも絵は印象に残りやすく、何度もイメージを思い出すことで潜在意識への定着がスムーズになる。
タロットはカウンセリングのサポートツールとも言えるかもしれない。


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