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正財の夫。

家とわたしたちとどっちが大事なの!

なんて、夫に言いそうになった昨夜。

・・・ちなみに、
観葉植物のお世話がすきな夫に
緑とわたしたち(わたしと子どもたち)とどっちが大事なの!
と冗談で言ったら
「緑」と言われたことはある。
えぇまぁきっと、冗談ですわね。・・・

夫は物を大事にする。
きちんとした、わりと「いいもの」を買って大切に長く使うタイプだ。
それゆえ買い物には時間をかける。
機能や価格を見比べるべく、下調べを怠らない。
コスパも大事だし、タイミングも計る。(セールとかね)
そして最終的には「人」で買ったりもする。
店員さんと話して、そのひとを気に入ればそのひとから買うのだ。
(そして次の機会あればその店員さんにまず話を聞きに行く)

本当に、夫の良きところだと思う。
――直感と好みと勢いで買い物するわたしとは正反対

そんな夫なので、もちろん「家」や「家のもの」も大事に扱う。

床に傷がつかないように注意するし、
バーチカルブラインド(カーテン)も丁寧に動かす。
例えば換気扇のメンテナンスも、自らスケジュールアプリに入力してやってくれる。

本当に、夫の良きところだと思う。(2回目)

そんな夫には、四柱推命でいう「正財」の星がある。

正財には、真面目、コツコツと積み上げることが得意、家庭的、
というような意味があって、お金に縁がある星、とも言われている。
そして、「人に誠実」という面があるのだ。

わたしからすると、夫そのものである。
(他者からの見え方はさておき。)

ー夫が物や家を大事にすることは、
つまりお金を大事にすることであり、
それはとどのつまり、
家族を大事にしたいという気持ちのあらわれではなかろうかー

正財という星について知ったとき、夫への見方がさらに深いものになり、尊敬の念が生まれたのは言うまでもない。

だがしかし。
だがしかしである。

大事にするあまり、なかなかに注意が多い。
時折ガミガミおじさんと化すのである。

「ほら、椅子をそんな風にひかない!(床に傷がつく!)」
「ほら、ソファの背に乗らない!」
「ほら、そこにテープなんて貼らない!(クロスが剥がれる!)」

正しい。
いつだってその注意は正しい。

でも、こちらにも理由がある時に言われると
「家とわたしたちとどっちが大事なのさ」
と言いたくもなるのだ。(昨夜のはなし)

まぁでもね、
夫のその言葉の奥にはわたしたちへの愛があるのだろう、
と良いように推察しておこう。

それに、夫はとにかく仕事が忙しい。
毎日お疲れ気味なのだ。
お疲れ気味で余裕がなくなると、誰だってこぼしたくもなるというものだ。

そうして、
夫が安心してこぼしてしまえるようにするには
受け止めるわたし自身の余裕が必要だ。

ふむ。
結局自分の話なんだよねぇ。

それにしても、正財にはかなわない。
奥深いあたたかさを感じる。

という、わたしがすきな星のお話でした。



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