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初めまして。

noteを始めた1ヶ月前には自己紹介をする気力すらなかったので、ようやく書かせて頂きます。

とはいえ、紹介するほど自分のことはわかりません、というのが本音です。

一つだけ、人生を通してこれだけは曲げたくないのが「親孝行をしたい」ということです。

高校生ぐらいまでは親の苦労なんて露知らず、なめていました。家は嫌いではなかったですが、その居心地の良い環境に身を置き続けることよりも、早く独立して大人になることが正しい、自分は甘えないんだという変なプライドがありました。

ですが19歳の時、考え方をリセットせざるを得ないことが起きて、「親を悲しませた」という決定的な後悔が生まれました。

その時した失敗については、関係者の方への失礼にあたるので詳細は書きません。ただ、3日も行方不明になった自分のことを親は「死んだかもしれない」と思いながら探してくれました。

そしてようやく会えた時、親は「よかった、本当によかった」と涙ながらに喜びました。

本当は、怒鳴って叱られると思いました。だけど、親が手放しで喜ぶ様子を見た瞬間がむしろ一番辛く、「やってしまったんだな」と痛感しました。

その時の出来事で本当に自分は死んでいた可能性すらあったので、運良くまた生活を再開してからは「死ぬ気で何かを頑張らなきゃ」と罪悪感と焦りでいっぱいになりながら、目の前のことに取り組みました。

それまで家族や学校という環境に身を置くことを当たり前にしていましたが、一時的に全て失った時に、「無くしてしまうとこんなに空虚になるのか」と気づきました。そして、思っていたより自分は家族が好きでした。

親や家族への感謝があまりに薄すぎたこと、与えられた環境は決して当たり前ではないことを知り、一生かかっても「親孝行」をしていかなければという信念と、「親不孝をした」という後悔が深いところに居座るようになりました。

親孝行しようと言っても、肩肘張って全身全霊でしようとしても空回りするばかりなので、その当時に比べると今は自分に無理をせず過ごせるようになりました。

それに、「親孝行するんだ」という意識であれこれ行動してもほぼ自己満足でしかなく、逆に親に心配をかけてしまったりと本末転倒だったりします。

でもとにかく自分にとって、親が喜んでくれる人生を送れたらそれほどの幸せはない、という思いがあります。

長くなりましたが、こうやって素直な思いを今後も吐き出していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
また、このnoteを通して共感を持てる人との一瞬一瞬を大事にしていきたいと思っております。
冗長な文章を読んで下さり、ありがとうございました。

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