宮川大輔さんの…
セブンイレブンの店内で流れている有線を聞いたことはありますか。
今、セブンイレブンの中では宮川大輔さんの声がお届けする「PayPayクーポン」の案内が時々流れてくる。
わたしはそれがとても好きだ。
どうして好きなのか。
まずいきなりのハイテンションで始まる宮川大輔さんの、
「みなさーーーん!PayPayクーポン使えますよぉー!!!」の一言。テレビCMではなくラジオな分、よりいっそう高めのテンション感を伝えるために大きくエネルギーを使ってくれているのが分かる(推測)。
そしてそのまま、PayPayクーポンを使うための手順を、優しくも元気なテンションを保ったまま伝授。
これだけでも聞いているだけで何となく元気になるし明るい気持ちになる。
そして最後の「最大5パーセント戻ってクーーーーーーポン!!!!!!!!!」というセリフ。
これまでのテンションを更に超える締めくくり、期待通りでなんだか嬉しい。
しかしわたしが本当に好きなのはここから。
この一番最後のMAXテンションが終わったあとに、名前を名乗る。
「以上、宮川大輔でした。」
そう、このいい方が、これまでと別人格と思わせるほどの丁寧でゆっくりとした名乗り方をする。わたしは何よりもここの名前をいう所が大好きでいつも耳を済ませてしまう。
自分の名前をここまで丁寧に名乗ることができる方というのはこんなにも好感を持つことができるのだと気がつくことができた。
普段は恥ずかしがり屋で人見知りで、自分の名前など聞かれなければ出来れば名乗りたくないくらいのわたしも、人前でお仕事をする身として、これは見習わなければいけないと思った。
自分の名前を丁寧に相手に伝える。それは自分のことを大切にしているように感じられるし、自信をもってそこにいるようにも見える。
どんな職種であれ誰しも相手に自分の名前を名乗る場面は少なからずあるだろう。
読んでくれた皆さんにもぜひ丁寧に言うことの素晴らしさを伝えたいと思った、もちろんわたしも今まで以上に言い方には意識する。
そしてまず、今すぐにセブンイレブンに駆け込んで欲しい、何分かに一度回ってくるようになっているみたいなので、なかなかそのタイミングに合わせるのは難しいし、回ってくるまで待っていてくださいとも言えないけど、とにかくこの有線が変わってしまう前に一度、皆さんに聞いて欲しいと思った。
宮川大輔さん、やっぱり素敵な人ですね。
流れる度に伝わる事のないお礼を心の中でいつも呟いている。