自分を認めてあげるためにできること
私は今年の1月から、ミートキャリア主催のキャリアカウンセラー養成講座に通っています。
なぜ通い出したのかは別のnoteで書いたので、よければ読んでみてください。
また、キャリアカウンセラー養成講座は講座内容がパワーアップして「キャリアサポーター・アカデミー」となり、今年の6月開校予定らしいので、興味のある方はぜひ説明会に参加してみてください(PRじゃないよ)。
4月16日に卒業式があるので、まだ受講生ではあるんですが、講義内の大きなプログラムである「講師との模擬カウンセリング(月1回)」の最終回を先日終えてしまったので、なんとなく一区切りがついた気がしていて、このnoteを書いています。
養成講座で学んだこと
私は人事として仕事をしているので、採用の経験はあるのですが、国家資格キャリアコンサルタントの資格を持っているわけではないし、カウンセリングを学んだ経験もありませんでした。
なんなら、キャリアカウンセリングを受けたこともなかった、本当にゼロベースからはじめたこの3か月で、いろんなことを学んだと感じています。
ひとつは、できない自分を認めて学びを深めていくということ。
もうひとつは、うまくいかないときは自分のことばかり考えているということ。
それから、自分が持っている思考パターンを知ることができました。
私の持っている思考パターンは、①自分を正当に評価することができない(自分に〇をつけてあげられない)、②正解を求めてしまう、③すぐまとめようとする、みたいなやつです。
ほかにもいろいろあって、よい方向に転ぶ時もあるけれど、だいたいは無意識に発動して、うまくいかないことが多い。
自分の思考パターンを変えるのはかなり難しいと思うんです、資質なので。でも、知っているのと知らないのとでは、全然違うと思っていて「いま、この思考にはいっているぞ」と後からでも気付けるようになったのはよかったなと感じています。
講師メンバーのありがたさ
講師がクライアント役をしてくれて、私がカウンセラーをやる「模擬カウンセリング」というプログラムがあり、これがとにかく緊張するんです。
でも、講師の方がもうなんと言葉にしたらいいかわからないくらい神様なので、安心してフィードバックを受けることができるし、相談することができます。
毎回、課題を明確にしてくれて、次の一歩を踏み出せるように送り出してくれるんです。
自分を正当に評価できず、できないところばかりに目がいってしまう私が、「できない…」と悩むんじゃなくて、どうやってもっとよくしようか前向きに考えて3か月を過ごせたのは、まぎれもなく講師陣の温かいフィードバックのおかげだと感じています。
全部録画してあるので、今度じっくり3つとも見直したいな。
自分を認めてあげるために
3回目の模擬カウンセリングは「最後」と思い込んでいたんだけれど、この最後のフィードバックの時間が私に「ここからがスタートだよ」という気付きを与えてくれて、大事すぎたなと感じています。
もはやフィードバックではなく、カウンセリングの時間だったんですけど(泣)。
そのときに伝えてもらった言葉が、なかなか自分の頑張りを認められない私には刺さりまくったので、ここに書き残してお守りにしようと思います。
自分で自分を評価しようとすると、終わりなき満点を追い求めてしまう。どこまでいっても満たされないような感覚がありました。
できないところはずっとあり続けるんだから、そこばかり見つめていても前にはなかなか進めないんですよね。
今回、この言葉をもらって、なんとなくどこかで聞いた「他人からの評価を気にしすぎるとよくない」という言葉を強く信じ込んでいた自分がいるなと気付きました。
でも、「私が発揮した価値に対して、クライアントから直接対価をもらった経験ってないな」って思いなおしました。
自分の人生は自分のものだから、他人軸で生きるのはよくないと思うんです。それはあまり幸せじゃないなって。
でも、やっぱりひとりでは生きていけないし、誰かに承認されてはじめて自分の価値を正当に判断できる部分もあるんだと思うんです。
だから、そういう経験を少しづつ、着実に積んでいきたいな。そしたら、もっと素直に頑張れるようになる気がしています。