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「過去の失敗」と「未来の結果」には関係がないのだから

20代のころ、まだ自分の時間を自分だけで独り占めしていた。

友だちも彼氏もいたし、仕事もそれなりにしてたし、実家暮らしで家族と時間を共にしてきたけれど、基本的に時間はすべて自分のために使えたのだなーと、子育てをしているいまはしみじみ思ったりします。

その中で、時間を有効活用できていたかでいうと定かではないけれど、当時のわたしなりにもがいていた。

それで、やりたいことにチャレンジして、失敗した過去がある。

やりたいと思えることに出会う

そもそも人生で「これがやりたい!」と思うことに出会うってほんとうにすごいことだなと思う。それが仕事だとなおさら。

新卒で入社した会社が自分にマッチするのってほんとうに奇跡だと思うし、もちろん選んだ道を正解にしてきたってことでもあると思う。

わたしは、新卒で入社した会社は2年足らずでやめてしまった。その後、転職して入った会社も頑張っていたけれど、なんとなくものたりなさを感じていた。

それで、ほんとうにやりたいことを探していたと思う。もっと「これだ!」と思えるなにかを。

副業でもしてみようかなと思っていた矢先に、「これだ!」と思えるサービスを提供している団体の採用募集の記事を見つけた。

ほんとに心の底から、これだー!!!!!と思ったので、すかさず応募して、面接してもらって、なんとか関われることになった。ラッキーすぎる。

やりたいことを手放した過去

それで、チャレンジさせてもらったのだけれど、体調不良とか妊娠とかが重なって、その後団体の活動も縮小して。やりたいことにチャレンジしたけれど、挫折した。

挫折したというか、手放すことになった。

わたしだけが悪いとは思わないけれど、なんとなく「やりたい気持ちが先行して、うまくバランスをとれなくなった」感覚があったのは事実で。

これをもう繰り返したくないと感じた自分がいました。

それで、やりたいことに全力コミットする自信がなくなって。ほどほどに頑張れる仕事、できる範囲内でのチャレンジをしてきた。気がする。気がするだけで、現実を生きる自分は目の前のことを精一杯やってきた。それはわかっている。

でも、なんとなく、やりたいことにちゃんと向き合うことからは避けてきたと思う。これは事実。

向き合うと決めて走り抜けた1年間

でも、過去の失敗は、これから先の結果にはなんの関係もないから、やっぱり心のどこかでは思い切ってチャレンジしてみたかった。

やりたいことをやるのが億劫になって、やりたいことから目を背けてきたせいで、やりたいことがなんなのかすら見えなくなっていたけれど。やりたいことに全力投球したいという思いだけは捨てずに持っていたのだろうね。

それで、やりたいことを見つけて、入りたい会社を見つけて、そこに向かって全力でスキルをつける努力をした1年を過ごした(まだ11月だけれど)。

この1年、努力を続けた、うまくいかなくても継続してきた、続けることで自分との約束を果たしてきた。

そうすることで、確実に前よりも自分を信じられるようになった。そう、自信がついたのだと思う。

もちろんこれからやりたいことに向き合うということは、これまでの延長線上でのチャレンジではないので、いままでのスキルを応用しながらも、きちんと新しくインプットしていく必要があるし、それをアウトプットして、成果につなげる必要はある。

でも、いまのわたしならできる、そう信じられる。自信がついたのだろうと思う。

尊敬するキャリアコンサルタントの先輩に「いまならできそうな気がする、その気持ちはとても大事だよ」と言ってもらえたので、その言葉をお守りに、このよくわからん自信を抱きしめて、新しい「やりたい」にチャレンジをしたい。

しいたけさんが、「2022年下半期は今後わたしが進んでいきたい道。可能性の育成をずっとやってきて、2022年12月には新しいものが3割育ったと実感していく」と伝えてくれているのだけれど、それをまさに実感しにいく。その予感がしているのでした。

「過去の失敗と未来の結果には関係がない」だから、みんなどんどんチャレンジしていこうね。

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きよみや みずほ(mizuho)
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