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「サードプレイス」はママのわたしが自分らしくいられる大切な場所

子どもを出産して、仕事をやめたり休んだりする中で、不安や焦りを感じた経験はありませんか?

私は双子の出産を機に仕事をやめ、1年半専業主婦をしていました。そのとき、社会との接点がなくなり、とても孤独や不安、焦りを感じていました。

だから早く仕事復帰がしたくて、仕事を始めるのが楽しみで仕方ありませんでした。

実際に子どもを保育園に預けて働きはじめたら、どうなったのか。

確かに、家庭以外に職場という居場所はできました。

でも、急なお休みをたくさん取ったり、時短勤務で残業ができなかったり......そんなことが続くなかでみんなに迷惑をかけているという気持ちが徐々に湧いてきます。

気づくと「ごめんなさい」が口癖になってしまっていました。

せっかく望んでいた仕事復帰ができたのに、全然しあわせじゃないな。私はここにいてもいいって安心できてないな。

そう思うなかで、安心して自分らしくいられる場所がほしいと感じるようになりました。そして、家でも仕事場でもない「サードプレイス」を見つけようと決めました。

サードプレイスを見つけた今は、気の合うメンバーと心置きなく会話したり、切磋琢磨することができて、とても充実した日々を送っています。

今、焦りや不安を感じていたり、もっと自分が自分でいられる居場所がほしいと思っているママさんに「サードプレイス」の存在を知ってもらいたい。そして、安心できる居場所を見つけてほしいなと思って、この記事を書いています。

ぜひ最後まで読んでみてください。

そもそも「サードプレイス」ってなに?

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サードプレイスという言葉をはじめて聞いた方もいると思うので、簡単にご紹介します。

サードプレイスは、アメリカ発祥の言葉で、社会学者レイ・オルデンバーグが提唱者と言われています。日本語では「第3の場所」と訳されています。

サード・プレイスとは、コミュニティにおいて、自宅や職場とは隔離された、心地のよい第3の居場所を指す。
サード・プレイスの例としては、カフェ、クラブ、公園などである。
アメリカの社会学者、レイ・オルデンバーグはその著書『ザ・グレート・グッド・プレイス』(The Great Good Place)で、市民社会、民主主義、市民参加、ある場所への特別な思いを確立するのに重要だと論じている。
【引用】サード・プレイス  Wikipedia

自宅(ファーストプレイス)と職場(セカンドプレイス)以外の場所を指す言葉のようです。

心のよりどころになる「サードプレイス」の特徴

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では、自宅と職場以外の場所であればどこでもサードプレイスと呼ぶのかというとそうではありません。

提唱者のオルデンバーグが定義する「サード・プレイス」には、8つの特徴があるとされています。

1.中立領域
サード・プレイスは特定の個人や団体、政治組織や宗教組織に属していない場でなければならない。また、その構成者は義務感からそこにいるのではない。彼らは、経済的、政治的、法的に縛られること無く、喜んでやってくる。

2.平等主義
サード・プレイスは、個人の社会における地位に重きをおかない。経済的・社会的地位は意味がなく、ありふれていることが許容される。サード・プレイスでは参加するために、何も必要条件や要求がない。

3.会話が主たる活動
遊びココロや楽しい会話がサード・プレイスの活動のメインフォーカスである。会話のトーンは気軽で、ユーモア、ウィットがあり、優しい遊びココロは高く評価される。

4.アクセスしやすさと設備
サード・プレイスはオープンで、みなが訪れやすい環境。柔軟で親切で、集まる人のニーズにこたえるところ。

5.常連・会員
サード・プレイスは、常連がいて、空間やトーンを形成する。その場所らしさを彼らがつくる。新たな訪問者を惹きつけて、新参者にも優しいところ。

6.控えめな態度・姿勢
サード・プレイスは、健全である。その中には無駄遣いや派手さはなく、家庭的な感じ。偉ぶったり、排他的であってはいけない。いかなる個人、あらゆる階層の人を受け入れる。

7.機嫌がよくなる
サード・プレイスでの会話のトーンは、けっして緊張や憎悪を生んではいけない。その代わり、陽気でウイットに富んだ会話、気さくな冗談は歓迎される。

8.第2の家
サード・プレイスにいる人たちは、しばしばあったかい感情を共有する。あたかも同じ家に暮らす者同士のように。この場所に根ざしている感情を持ち、精神的に生まれ変わることを得る。

【引用】サード・プレイス  Wikipedia

このような特徴があることから、サードプレイスに属することで、心身のリフレッシュや、自己肯定感の向上が期待できると言われています。

そのため、サードプレイスは「心のよりどころ」や「自分が自分でいられる場所」と表現されることもあります。

家でも仕事場でもない「サードプレイス」をもつメリット

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私が、サードプレイスを見つけてよかったと思う理由を3つご紹介します。

1.新しい人や考え方と出会えた

会社と家族というコミュニティだけだと、どうしても同じような経歴や生活習慣、年齢の人との交流が多くなっていました。新しい考え方を取り入れたり、新しい人との出会いはなかなか難しいと感じることも多いです。

でも、サードプレイスで出会えた人たちは、経歴も年齢も住む場所もさまざまでした。サードプレイスだからこそ出会えたと思える人ばかりです。

サードプレイスで出会った人と話していると、普段意識していなかった自分の思考に気がつきました。「私はこう思っていたんだ」「そういう考え方もあるのか」とたくさんの発見があったのです。

特に私は「ママだから子ども優先じゃないといけない」と無意識のうちに思っていました。でも、サードプレイスで出会ったママさんは、子どもとの時間と自分の時間のバランスをとって生活していました。

そんな出会いの中で「どうせできない」ではなくて、「どうやったらできるかな?」と考えられるようになったのは、大きな変化でした。

2.役割から開放されて、自分を肯定できるようになった

サードプレイスでは、納期があったり、責任が問われたりするわけではありません。会社や家庭のように自分の役割が明確にあるわけではないので、「ママなんだから」などと考える時間も減りました。そして、利害関係もないので、不安や焦りを感じることなく仲良くなることができています。

気の合うメンバーと話をすることで、自分らしくいられる時間が増えて、今の自分を肯定できるようになりました。

自分を肯定できるようになってからは、仕事でみんなに迷惑をかけているかもしれないと不安に思うことも減っていきました。

時間的な制約があるのは子育てをしているから仕方ない、今はたくさんの人に頼ろう。そして、頼っているぶん、できることで還元していこうと思えるようになりました。

3.やりたいことが見えて、行動できるようになった

サードプレイスでは、誰かから何かを指示されることはありません。サードプレイスでどう過ごすのか、どう活用するのかはすべて自分で決めることができます。

私はどうせなら、気の合う仲間を見つけて交流したいと思い、行動してみました。

実ははじめましての方とお話するのは苦手です。でも、自分でやると決めたからこそ、楽しんで新しい人との交流にチャレンジができました。

「自分のやりたい」にしたがって行動することが増えていく。すると自然に「自分のすき」や「本当にやりたいこと」が見えてくるようになりました。

そして、それをすでに達成している人の話を聞き、刺激をもらうこともできて、一人ではできなかったことにチャレンジできるようになったのです。

私にとってのサードプレイス「SHElikes」

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スターバックスが自身をコーヒーショップではなく、サードプレイスと位置づけているのは有名な話だと思いますが、さまざまなところがサードプレイスになり得ます。

例えば下記があげられます。

・カフェ
・スナック
・複業/副業先
・オンラインサロン
・習い事/スクール

私の場合は、SHElikesという女性向けのオンラインキャリアスクールがサードプレイスになっています。

SHElikesは、Webデザイン・Webマーケティング・ライティングなどPC一つで働けるクリエイティブスキルを幅広く学び、今の時代に求められるマルチクリエイターを育成して、時間や場所に縛られない賢く私らしい働き方を実現するためのキャリアスクールコミュニティです。
【引用】SHElikes サイトページ

サードプレイスを探すときに「子育てをしつつ、新しいことを学びたい」「家でも仕事場でもないコミュニティがほしい」という2つの思いがありました。それをどちらも実現できると感じて、SHElikesへの入会を決めました。

今は私と同じように、ママでもやりたいことを諦めたくないと考えている人たちと交流しながら、ライティングを学んでいます。

入会当初は、オンラインのキャリアスクールではじめて出会う人たちと、どうやって交流を深めればいいのかまったくわかりませんでした。

でも、SHElikesには交流をする仕組みがたくさんあって、3カ月もするとたくさんのシーメイトさん(SHElikesを受講している方の総称)とつながることができました。

例えばこんな仕組みがあります。

シーメイト同期会の開催が定期的にあり、同じ時期に入会した方と交流することができる。
#シーライクス 、#シーメイト、#シーママなどをつけてSNSで発信するとたくさんの人がいいねをくれたり、フォローしてくれる。
月1回のグループコーチングでシーメイトさんやコーチの方と交流することができる。
もくもく会という勉強中につまずいたところを解決できる会があり、そこで講師の方やシーメイトさんとつながることができる。
毎月10件以上のイベントが開催されていて、そこに参加することでシーメイトさんと交流することができる。

他にも専用Slackがあって、同じようなことに興味のある方とつながることができて、使い方次第ではたくさんの人と交流することができるのです。

私はライターコースを学んでいる人や、子育てをしながら勉強をしている人と積極的に交流をすることで、新しい価値観にであい、視野を広げることができました。

自分のありのままを肯定できるようになることで、家庭や職場でも自分らしくいられる時間が増えたように感じています。

多忙なママこそ自分らしくいられるサードプレイスを持とう

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家事に育児に仕事に......多忙だからこそ、サードプレイスを見つけて自分らしくいられる時間を意識的にもつことが私を救ってくれました。

忙しいからキャリアスクールに通うなんてできない......と思われるかもしれませんが、SHElikesは本当に自分のペースで勉強を進められて、交流もできるのでおすすめです。

はじめての場所で自分の居場所が見つかるか不安な方もいると思います。でも、SHElikesには本当にいろいろな方が入会されているので、きっと価値観の似ている方と出会うきっかけになりますよ。

それにSHElikesで出会った人はみんな素敵で、誰かを否定したり、勝手に決めつけたりするような人はひとりもいません。

だから、ちょっとでも気になると感じたら、まずは無料の体験会に参加してみてもらいたいなと思います。

無料体験レッスンのご予約はこちらから↓

一緒にSHElikesというサードプレイスで、自分らしくいられる時間を共有できると嬉しいです。

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きよみや みずほ(mizuho)
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