わたしなりの熱量でやりたいことをやっていく
わたしは長らく採用の仕事をしていて、2022年11月に職を変えました。個人的には一新したつもりです。
いまはキャリアカウンセラー、キャリアプランナー、ライフコーチと名前は様々ですが「対人支援」の領域を仕事にしています。
業務委託でのお仕事も一新したし、自分のサービスも小さいけれど立ち上げています。1on1のセッションサービスとコミュニティです。
新しいチャレンジをしているので、上手くいかないことも多い。
もちろん上手くいっていることもありますけどね。でも、やっぱり上手くいかないこともある。
自分につっこみを入れる日々です。
当たり前なんですけど、歯がゆくて、在宅勤務なのをいいことに一旦大声で叫んでみたりすることもあります。
これ本当にわたしに向いてるんか?やりたいって言って始めたけど、やりたいだけではダメなのでは?とかネガティブな言葉を自分で自分にかけてしまうこともあります。
この歯がゆさ、悔しさをバネにできたらいいのになあ。
そうだ、バネにしてやろう。バネにしてみせる!!!
…………。
だいたい失敗するんですよね。なぜでしょう。悔しさをバネにできない。正直、どうやったらいいのかそもそもよくわからない。そういうタイプではないのかもしれない。
「悔しさをバネに」ってよく聞くから、みんなそういうことができるのかと思っていたけれど、万能ではないのかもしれない。
わたしは「悔しいー!」といって仕事頑張ってると疲れちゃうんだよね。持続可能でない。
怒りもそう。怒りをバネにそれを仕事にしている人っているじゃないですか。それを原動力にしている人。わたしはそれもあまり得意じゃないんです。怒りって伝播するし、疲れる。怒りを継続することがわたしはあまりできない。
わたしはネガティブな感情をバネに行動を起こすことが苦手なのだと思います。
それで、いつもわたしのわたしに対するソリューションはだいたいこうなります。
悔しい気持ちはなくならないし、バネにもできないけど、やりたいならやる。これに限る。
目の前の仕事がわたしに馴染むまで、わたしの仕事が周囲に馴染むまで、やる。なんやかんやいいながらやる。
新しい漫才のかたちも、アートも、根付くまで何年もかかるらしい。長いと10年とかかかるらしい。ながいですね。
だとしたら、時間を味方につけるのがいいなって思います。無理にもやもやした気持ちを解決しようとせずに、ネガティブな感情を無理やりやる気に変えようとせずに。時の流れに身を任せてみる。
もちろん試行錯誤はする。
でも、悔しいと叫んだり、怒ったり、落ち込んだりした気持ちをなにかに昇華したりしないで、もうそのまま抱えて歩いていく。もったまま、それでもやりたいならやる。
あんまりメラメラと燃えた闘志とか、熱量を表に出さずに淡々と。そんな感じ。
それに、うまくいかねー!と叫んでいると、だいたいそのあとに「この仕事やっててよかったー!」って叫びたくなるときがくる気がしています。
感情がポジティブに動いて、自分のやっていることを肯定できる瞬間が確実にあるんですよね。
こういうときに受け取った言葉をちゃんと信じて力に変えていくことの方がよっぽど大事な気がしています。
ポジティブな感情のほうが長持ちするし、力がある。そう思います。
モンスターズインクだって「恐怖」より「笑顔」が勝ったんだもんなあ。
だから、上手くいってもいかなくても、悔しさをバネにできなくても、それでもわたしはわたしの熱量でやっていこうと思います。