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フリーランスで働くママの日常

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2019年8月に双子の娘を出産したフリーランスママの日常にまつわる思考と内省の記録
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#エッセイ部門

「感謝の気持ちを還元したい」自己紹介とわたしのやりたいこと

こんにちは!Kiyomiya Mizuhoです。 SNSをきっかけにわたしのことを知ってくれる方が増えてきたのですが、「わたしはこんな人です!」とわかりやすく書いてあるものがないなと思ったので、自己紹介noteを書くことにしました。 よければお付き合いください。 活動の根底にある想い社会人になってからは、人材総合サービス会社での法人営業、IT企業での人事採用担当、NPO法人でのWebメディア運営やイベント企画・SNS運用などの仕事をしてきました。 職種は様々ですが、根

いつでも離婚という選択肢を持っている

今年は結婚・出産して5年になる年だからなのか、よく夫との関係性について考えている。 わたしと夫は大学生からの友人で、クラスもゼミもサークルも同じというもはや腐れ縁だ。 とはいえ、大学時代に一番仲のよかった男友達が夫、ということでもない。 それでも、大学を卒業して、お互いに社会人になったとき、薄く、でも確実に、ずっと関係性が続いていたのは夫だけだった。 そういうことなのだと思う。 28歳のとき、たまたまふたりともパートナーがおらず、本当にたまたま今更ながら意気投合して

幼いころの不安を和らげてくれるお守り

幼少期のころ、わたしにはとってもお気に入りのねこの人形があった。大人の両手に収まるほどの大きさの茶トラの人形。 気にいって、いつでも一緒だったらしい。小さい頃の写真にもよく映り込んでいて、肌身離さず持ち歩いていたことがわかる。 あるとき、その人形をわたしはなくしてしまった。当時の母は焦って(いまならこのときの母の焦りがどの程度のことなのか理解できる)、全くおなじ人形を急いで購入した。 が、なくしたと思った人形は、あとから出てきて、全く同じねこの人形がわたしの手元に2つ残

わたしが話すと場が凍る現象

話すのが苦手。 物心ついたときから、ずっと自分のことをそう表してきた。30代になったいまも、話すのが苦手だという意識はずっとあり続けている。 人と話す仕事を10年以上やってきてなにを言っているんだと思われそうだけれど、わたしの中にある苦手意識は、小学生の頃からあまり変わっていないように思う。 話し出すと場が凍るなにか大きなきっかけでいきなり話すのが苦手になった、みたいなことでもない。 ただじわじわと、「思っていることがすぐに言葉にならない」とか「思っていることが上手に

家族という名の一番近くにいる愛すべき他人

2019年に双子の妊娠がわかり、その流れで夫と入籍をして、今年で5年が経過。時間が経つのはあっという間だ。 夫は大学時代からの友人で、出会ってからはかなり長い。でも、同棲期間は半年ほどで、すぐに双子が産まれたから、ふたりで過ごす時間は想定よりもかなり短いものだった。 だから、ふたりの生活・暮らしというものをつくる時間はわたしたちにはほぼなくて、すぐに子どもがいる生活・暮らしをどうしていくかに移っていった。 そして、それはわたしと夫と双子の4人での生活・暮らしを作っていく

「わたしらしさ」を大事にしながら、でも縛られずに生きるために

先日、「やりたいこと」を見つけるときにおちいった罠というnoteを書きました。 この中で、わたしはこう書いたんですね。 で、「らしさ」ってなんやねんということもよく考えているので、書いておこうと思います。 ちなみに、わたしの2023年のテーマは「らしさからの解放」です。 とにかく「らしくありたい」とわたしらしさを探しているんだけれど、「らしくある」ことの窮屈さも感じている。「らしさ」が自分を縛ることもあるということです。 例えば、何か新しいチャレンジをするときに「周

「やりたいこと」を見つけるときに気をつけたいこと

最近、やりたいことを素直に口に出して実行できるようになってきたわたしですが、「やりたいこと」が出てこないタイプとして長らく人生を過ごしてきました。 「やりたいことが出てこない」というのは、こんな状況です。 まあやりたいことが100個かけなくても死なないですけどね。でも、書けないよりは書けたほうがいい気がするし、書ける人はどうやらそれが叶っていくらしい。だったら書けるようになりたい。 (このくだり、ドリームマップでも全く同じことやったな。笑) ということで、自分の気持ち

仕事と子育ての両立で悩んだときに思い出したいこと

わたしは2019年に出産し、現在4歳になる双子の娘を子育てしています。フリーランスで仕事もしています。 妊娠が発覚したのが2019年の冬。当時わたしは正社員を辞め、フリーランスになって4ヶ月目でした。いわゆる駆け出しフリーランスってやつですね。 しかも、いままでのスキルを活かしてフリーランスになっていないチャレンジフリーランスだったので(笑)、低賃金なわりに過重労働でした。やりがいはあったけど(とかいうと、やりがい搾取感がすごい)。 妊娠が発覚してからは体調不良がすごく

働くうえで、なにが大事か考えてみた

仕事柄、よく「働くときになにが一番大事か」を考えるんです。 わたし自身が働くときになにを損なわなければ、継続して働くことができるのか。どこを守っていればモヤモヤせずに済むのか。 大切にしたいことってたくさんあります。 例えば、働き方でいうとリモートワークがいいですね。あと、できればフレックスだといいです。子どもがいるのでフレックスとはいえ、日中しか仕事できないですけど。それでも子どもが風邪をひいてしまって家にいるときには、夜とか土日とかを上手に使いながら仕事ができると嬉

自分のために買い物をするということ #お洋服の相談会

2019年に双子を出産し、今年4歳になる娘を育てています。ママなんですけど、ママって役割を日々背負っているってほどガチガチに生きてもいません。 子どもが生まれて変わったことも多いし、全然変わらないわ〜って思うことも多いです。性格とかはあんまり変えられないですね。相変わらず朝は起きられないし。 でも、やっぱりお金と時間の使い方は変わって、そのせいで頭の使い方も変わりました。 普段からあまり欲がないのだけど、子どもが生まれてからはことごとく自分のものを買うという欲がなくなり

朝起きられない。#なんでもない今日

朝、夫と子どもの笑い声で起きて、異様に体調がわるいことに気が付く。この時点で朝8時。 夫が出社のために家を出るのは8時半で、子どもを保育園に連れていくのも8時半。明らかに保育園に子どもを連れていくのはわたしの役割である。 とちょっと思ったけど、「いやこれは無理だ」と思い、寝たふりをする。あっという間に8時15分。 さすがに夫がそろそろ起きろといってきそうだ。起きろと言われる前に先手を打たねば。 めちゃくちゃに体調がわるい顔をして言ってみる。実際体調はわるいけど、その1

視覚に頼りすぎなわたしが暗闇で過ごす #ダイアログインザダーク

2018年前後にわたしは福祉系のWebメディアを運営するNPOで勤務していて、そのときに福祉をクリエイティブに彩っていくすてきな活動を複数知ることになりました。 その中で、いつか体験したいなあと思っていたけれど、なんとなく一人で行くのは腰が重いし、でも誘う人もいないしなあと思って、いままで頭の片隅に放置し続けてきた場所があります。 それが「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」。 急に降りてきた「いま行かねば」感日々目を酷使しすぎているわたしは、視覚を使えない生活を全く想像でき