霊感あるとかないとか
「わたし、見えるんです…」
とか言われても、全く見えない私からすると、
「ほんまかいな。」
て思ってた。
めちゃくちゃ霊感強いえみさんに会うまでは。
えみさんのこと
1.私が2人に見えていた
2.八坂神社DE悪霊退治
3.産まれてくる子供が見える
えみさんは、とにかく霊感が強い。なんでも祖先は沖縄の「ユタ」だとかで妙に納得感がある。とはいえ見た目はごく普通の女性である。
ちなみに、「ユタ」とは、神霊や死霊など超自然的存在と直接に接触・交流し、霊的能力を得て託宣、卜占、病気治療などを行う呪術・宗教的職能者のことだ。
1.べみんが2人に見えていた
えみさんは、触れた人の未来が見えたり、その人に憑いている霊が見えたりするようで仲間内で簡単な占いなど気軽にやったりしていた。
私は特に占ってもらうことはなかったが、知り合ってしばらくしてから、
「私ずっと今までべみんのこと2人だと思ってた!けどそんなわけないよね〜あはは」
と言われてしまう事件発生。
まさか!?
大混乱の私は、他の友人に「私って2人いる?」と聞いてまわるが、当然怪訝な顔をされるだけだった。
2人に見えていた、てどういうことなんだろう。いまだに分からず怖い。
2.八坂神社DE悪霊退治
えみさんはずっと霊障に苦しんできた。自分を乗っ取ろうとする悪霊と自我との戦いである。えみさん曰く通常は気づかないうちに完全に乗っ取られてしまうそうだが、えみさんの場合自我が強い為自分の中で二つの勢力が衝突してしまったのだという。
長年にわたり心身の不調に苦しんでいたそうだ。なかなか周りに理解され難いだろうからさぞつらかったことと思う。
ある時、京都を訪れることにしたえみさん。
たまたま声をかけられた人力車に乗り込み、八坂神社の鳥居を抜けた、その瞬間。
めりめりめり。
自分の背中にひっついていたものが一気に引き剥がされたのを感じたという。
なんとこの人力車のお兄さん、陰陽師の末裔だったそうだ。ドラマにもなっているので、ご存知の方も多いと思うが、陰陽師は、悪霊退散を生業の一つとしている。
この陰陽師の悪霊退散パワーと八坂神社の厄除パワーがあいまって、えみさんは、長年の霊障をようやく克服したのだ。
それ以降えみさんは自分のこの特殊な力をうまくコントロールできるようになったという。
3.産まれてくる子供が見える
当時すでに3人の子供がいたえみさんに、「3人の子育ては大変でしょう」と何気なく聞いたら
「うん、でも4人になると思う。もうひとり向こうから覗いている子が見えるから。毎回妊娠前に分かるんだ」と。
数年後宣言通り4人目を出産していた。
彼女のトンデモ発言の数々、信じるか信じないかは…!
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