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おひとりさまマンションに越してきた!
さあ、今回の日刊かきあつめのテーマは #結婚 です!
かくゆう私はというと、38になっても結婚せず
郊外の新築コンパクトマンションにひとり越してきて一ヶ月ほどになる。
先日管理組合の総会があり、住人と顔を合わせる初めての機会があった。
賃貸マンションに住んでいたときは、近所付き合いは全くなかったのだが、分譲マンションの場合、マンションの事を住人皆で話し合って決めていかねばならないのだ。
変な人いないといいな。
せっかく気に入って35年ローンを組んで手に入れた終の住処であるのにご近所さん次第では台無しである。
がしかしいざ会合が始まるとその不安は払拭される。
マンション屋が
「あなたはこのマンション合ってると思いますよ」
と言っていたがあながちいい加減な営業トークだったわけでもなさそうである。
というのは、わたしのような女性が住んでいるのだ。
都内まで通勤する会社員もいれば、この町で働く公務員や近所の病院の看護師さんなどもいる。
いわゆるバリキャリは少ない。そうゆう人は都心の高級マンションとか購入するんだろうなぁ。
いずれにせよなんらかの事情で結婚していない名もない中年女性である。
なんらかの事情、といっても、彼女らの場合、ちょっと奥手だったり慎重だったり、とかそんなんなんじゃないかなあ。
おひとりさまの気ままさや孤独、時に感じる居心地の悪さや良さや…
きっと共有できそうな事が多すぎる。
これから長い付き合いになるであろうご近所さん。いい関係を築きながらお互い歳を重ねていきたいものである。
結婚していないわたしたちにとって、親が亡くなり、いよいよ自分の心身が弱ってきたら、家族のように気遣い支え合って暮らしていく一番身近な存在は、ご近所さんかもしれないから。
執筆:べみん
編集:鈴きの彩子
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