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私のSDGs
駆け出しのライターとして出会ったメンバーたちが、毎回特定のテーマに沿って好きなように書いていく「日刊かきあつめ」です。
今回のテーマは「#SDGsとの向き合い方」です
このSDGsってやついまだによくわからないしいまいち腹落ちしていない。なんというか独善的な感じがするんだよな。
SDGsとは「持続可能な開発目標」。簡単に言うと「世界中にある環境問題・差別・貧困・人権問題といった課題を、世界のみんなで2030年までに解決していこう」という計画・目標のこと。
2030年まであと7年、環境問題も差別も貧困も人権問題も解決しているかというとなんとなく無理そうである。
というかだいたいそれっていけないって誰が決めたの。
「そんなん当たり前じゃん、バ○なの?」なんて片付けず、まずはそこから説明願いたいものだ。なんだか一部の人の価値観に基づいた指標な気がするから。
「貧しくてごはん食べられなくてかわいそうじゃん、つらいじゃん、助かるはずの命じゃん」てことかしら。お金や地位のある人でも何かの理由で深く苦しんでいる人や自殺しちゃう人もごまんといるわけで。みんなが幸せな世の中づくり、みたいの目指してるならそこじゃないんじゃないかなあ。
その証拠に、先進国の自殺率やばい、てのはずーっと前から言われていること。
環境問題だって、「えどのみち地球もそのうち滅びるのに」てな具合。
いかんいかん、またへそ曲がりなこと吐かしてしもた。
せっかくだからべみん的2030年までの持続可能な開発目標でも考えてみるか。(もはやSDGs関係ない)
2030年47歳になっている。それまでこつこつと楽しみながら続けられて積み上げていける自分の自信になるような。それで自分の栄養になるような。ステキなルーティンをひとつ加えたい。
長編小説を毎日読み続けるのなんてどうだろう。スマホをぼーっと眺めては時間を浪費し、いつしか本を読むという行為が、あまり身近でなくなってしまった。殊に文学作品は。
ずっと憧れつつなかなかハードルの高いマルセル・プルーストの「失われた時を求めて」を読み進めるのも良い。フランス語で読んでいたら何百年あっても読み終わらないだろうから日本語だろうな。Wikipediaによると、1913年から1927年までかけ全7篇が刊行され、長さはフランス語の原文にして3,000ページ以上、日本語訳では400字詰め原稿用紙10,000枚にも及び、「最も長い小説」としてギネス世界記録で認定されている、とある。気合い入ってるな。
2030年、貧困や差別は果たしてなくなっているんでしょうか、そして私は、挫折することなく失われた時を求め続けているんでしょうかね。
文:べみん
編集:真央
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