都道府県魅力度ランキング6年連続最下位「茨城県」~「国営ひたち海浜公園」とは?
ぱっとしないどころか、はっとするほど安定して魅力がないことになってしまっている茨城県。都道府県魅力度ランキング6年連続最下位とのことで、もはや新手のブランディングを確立しつつあります。
納得行くような行かないような……
私自身、茨城にコンプレックスを感じ東京に憧れた思春期を経て、飛び出すように出てきた東京では、やっぱり茨城出身をなんだかバカにされてる気がしてたっけ。
被害妄想もいいところなのですが、今だって出身地を聞かれると「茨城」ではなく「つくば」と言ってしまうあたり、やや茨城を拗らせています。
そんな茨城出身の私が、近年Uターン観光に夢中です。
郷愁の念を差し引いても、実はステキな見どころは枚挙に暇がない茨城県。こちらはどこかでシリーズ化でもしていくことにしましょう。
今回はその中でも、茨城にちっとも魅力を感じていない茨城ビギナーにおすすめのスポットをご紹介します。
それは…
国営ひたち海浜公園!
都内から約130キロ。車で2時間、常磐道をドライブがてらも楽しいし、電車で3時間、車窓を流れる長閑な緑を楽しみながらの旅もお勧めです。もちろん日帰りOK。リセット、リフレッシュ、リラックスが叶うステキな休日になることでしょう。
四季折々に楽しめる「国営ひたち海浜公園」とは?
■夏のROCK IN JAPAN FESTIVALにびっくり。
夏と言えばフェス。フェスと言えばロッキンでしょう。例年8月の土日に開催されており、テントを張って2日間フェスを満喫する張り切り者も多くいます。
それもそのはず。日本のロック、ポップス、ヒップホップなどのバンドや歌手等参加アーティストが200組を超える日本最大級のフェスなのです。
新鋭のロックバンドだけでなく超ベテランの有名アーティストも来ているので中年でも十分楽しめます。ユーミン、真心ブラザーズ、B’z’、ゆずなど…あら、トシがばれますね。
客席は原っぱ。当然座席指定もないので頑張ればステージ近くで鑑賞することができます。昨年は、思いがけずPerfumeがすぐそこに!な事態に大興奮、更にファンになりました。
売店も充実しており、大好きな、もしくはまあまあ好きな音楽に耳を傾けながら公園内で飲んだり食べたり。まさにフェスティバル!
すっごく音楽好き!というわけではない方でもこの非日常感に大感激間違いなし!です。
また毎回夜には花火が打ち上げられており、はあ~夏だなあ、と感じ入って帰路につきます。もうロッキンに行かなきゃ私の夏は始まらないし、そして私の夏は終われません。
■春のネモフィラにうっとり。
ロマンティックなブルーのネモフィラのお花畑に心が弾みます。初めてネモフィラ畑を目に時の感動はきっと一生ものです。
インスタ目当てに観光客も倍増、ついにはウェディングドレスを持ち込み勝手に撮影を始める外国人まで登場していました。確かにステキなウェディング写真が撮れそうです。
■秋のコキアにほっこり。
まるで絵本の中にいるみたいな幻想的な風景に思わず息を飲むことでしょう。この時期は別エリアでコスモスも咲き乱れておりこちらも一見の価値ありです。
ちなみに冬は…訪れたことがありません。海沿いということもあり寒そうなので、「グラスハウス」に併設された暖かいカフェで、茨城自慢の生乳や果実をぜいたくに使ったという「茨城愛’ス(アイスクリーム)」を食べながら茨城愛を噛みしめたいと思います。
そんなこんなでぜひ「国営ひたち海浜公園」、デートで、ファミリーで、友達と…一人でも!茨城県の魅力を感じてくださいね!
~ご参考まで~
茨城県の、それも県北まで足を伸ばしたのならぜひ一緒に訪れて欲しいスポット2選。
「那珂湊おさかな市場」とは
那珂湊漁港に隣接する飲食店街で、リーズナブルに新鮮でおいしい魚介類をいただけます。
海鮮丼や煮魚定食などどれも絶品です。週末は県内外のお客さんでいつも混雑しています。
http://www.nakaminato-osakanaichiba.jp/
「シーバーズカフェ」とは
(写真:「シーバーズカフェ」HPより)
海に隣接した日立駅にある全面ガラス張り、まるで海に浮いているような感覚で頬張るパンケーキは最高です。
日立市出身の世界的建築家、妹島和世さんのデザインだとか。
(ご参考)都道府県魅力度ランキングとは?
都道府県魅力度ランキングとは、民間の「ブランド総合研究所」が毎年行っている調査で、「魅力度」、「認知度」、「観光意欲」、「イメージ」などの項目から成り立っています。今回は3万人ほどから得た回答を点数化したものです。