【本の紹介】ORGANIC BASE マクロビオティックと暮らす
オーガニックベースをご存知ですか?
吉祥寺と雲仙にあるマクロビオティックのキッチンスタジオです。
マクロビオティックを実践していた頃、よくレッスンに訪れていました。
著者の奥津典子さんは、このオーガニックベースの主宰であり、マクロビオティックを体系化し欧米で広めた久司道夫氏の元秘書ということもあり、控えめに言ってマクロビ界では超有名人です。そんな奥津さんがマクロビオティックについて語っています。(2004年発行、と情報としては古めです)
マクロビオティックは、一般的には玄米菜食のイメージだと思います。
私は食に限らず「からだに、地球に優しい暮らしをしましょうね」てことだと解釈しています。
うまく説明できないのでご興味あればこちらのサイトがよくまとまっております。
「食べ物」「食べ方」「作り方」を変える事で、体が変わり、体が変わると心が変わり、心が変わると、どんどん人生が変わっていく。もちろん良い方に…!
「食べ物」
例えばパンやパスタよりお米、白米より玄米、お肉より大豆や旬の野菜。地元で獲れたできるだけオーガニックなものを皮までまるごといただく。出汁はいりこや鰹節より昆布や椎茸。牛乳より豆乳。クッキーやチョコレートより甘酒やドライフルーツ、ナッツを少々。と言った具合です。ひとつひとつの食材について詳しく説明がされています。
「食べ方」
少食にする。秩序をもって食べる(集中して食べる)。夜食をしない。朝食を少なくする。よく噛んで食べる。
当たり前のことだけどなかなかできません。
「作り方」
どんな用具を使いどう調理すればいいのか。びっくりするかもしれませんか、マクロビオティックでは電子レンジや電気炊飯器の利用を推奨していません。私も以前は玄米は圧力鍋やル・クルーゼで炊き、残った分はお櫃に入れて保存、食べる時は蒸し直していました。なかなかまたやれと言われてもムリかも。
昔に買った本でしたが、懐かしく読み返しました。今はマクロビオティックを実践しているわけではありません。体調が優れない時は、思い出して、体への負担を減らすようにしています。
※写真は奥津さんのお子さんも大好きだという豆腐クリームを使った完全ビーガンのフルーツケーキです。もう少し上手く作れるようになったらラッピングしてお持たせにしても喜ばれそうです。甘味は米飴もいいですが、私はメープルシュガーやオーガニックのバニラで華やかに仕上げるのが好きです。
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文 べみん
編集 彩音