プランナーになるまでの経緯
血液検査で失神してぶっ倒れてました。
脈が人よりゆっくりらしいので来年から気をつけようと思います。
今回は自分がプランナーになるまでの経緯をざっと振り返ってみます。大して参考にならないと思いますが、プランナー志望の方は暇つぶしの読み物くらいにどうぞ。
1.新卒採用
2.バイト
3.正社員登用で晴れて新卒に
4.終わりに
1.新卒採用
結果としては内定0でした。書類は大体通るんですけど面接で落ちました。大学ではゲームに関係ないことを学んでおり、ゲームを作ってた訳でもなく、部活に明け暮れていたし、ゲームに関するスキルは特に無かった、新卒採用時に付け焼き刃で身につけた程度だったんで当然っちゃ当然ですね。
グループディスカッションまでは何とか通りますが、問題は面接ですね。大手は学歴と能力のどちらも求められるし、かと言って中小は採用人数が少ない且つ即戦力(ゲーム開発経験あり、専門学校通ってましたみたいな)を求めるので、どちらにせよって感じでした。大手のオフィス巡りはできて楽しかったです笑 特に、○Labさんは僕の好きなスクフェスを開発・運営しているので、選考で企業に行く度に興奮してました笑 必要な力をつけて転職する予定です。
新卒採用は散々な結果でしたが、ここで諦めるくらいなら目指さない方がいいと思った僕は別の道を探りました。それがバイトから入るという道です。
2.バイト
バイト採用も書類選考と面接はありましたが、新卒採用ほどは厳しくなかったです。熱意で押し切りました笑
最初の頃はデバッグをメインでやってました。教えてもらったやり方だと効率が悪かったので、やり方を変えて効率良くデバッグを行えるようにしました。
また、手が空いたらディレクターさんにデバッグ以外の業務で何かやれることはないかを聞いてました。新卒に潜り込むことが目標だったので、仕事に対する積極性や好奇心、熱意は外に見えるようにしました。それが伝わったのか、段々デバッグ以外にもイベントのテーマやキャラクターを選定したりとメインプランナーが行う業務を振ってもらえるようになりました。
あとは、誘われた飲み会は参加するようにしてました。ディレクター以上の社員さんが多く参加していたので、部活で身につけた酒の席での振る舞いを活用したら、なんか気に入られました笑 付き合いというか、こういうことをちゃんとやれることが結構大事だと思います。二次会まで行ったので、次の日の研究室のゼミは無事死亡しましたが笑
小手先のテクニックですが、目標は他の人に見える場所に明記されてるといいと思います。僕はバイト中に離籍する時に、パソコンの画面にわざと「半年後、正社員になるために」と題したwordのファイルを開くようにしていました。周りの社員さんの視界にそれが入った時に、自分の熱意や本気で正社員を狙っているという気持ち、計画性の有無を感じてもらうためです。このような一種のあざとい行動もしてました。
3.正社員登用で晴れて新卒に
ある日、人事に突然呼ばれて正社員登用の話をいただきました。何が評価されたかは詳しくは分からないのですが、とにかく新卒になれたことが嬉しかったです。バイトとして入ってから3ヶ月ほど何が正解か分からないけどとにかく進んでよかったと思います。
無事に正社員登用されて晴れて新卒になりました。残る課題は卒論です。学部の大学生活最後の課題をクリアしなければ、真の意味で新卒にはなれません。とにかく必死でした。平日は夜まで内定先でのバイトをし、終わったら研究室に直行し、日が昇るまで研究していました。休日も昼から深夜まで研究に篭もりっぱなしでした。その甲斐あってか、なんとか卒論が受理され、晴れて4月から新卒になれることが確定しました。会社や大学の同期には最後の最後まで心配されていました笑 でも、何とかなって本当に良かったです。
4.終わりに
中々イレギュラーな経緯だと思いますが、正規ルート以外にもこういうルートも可能性としてはあります。本当にゲーム業界に進みたいならば、新卒採用で全敗しても諦めずにバイトから正社員登用を目指すべきだと個人的には思います。熱意は伝わるので。諦めない姿勢を見せることが大事です。
他の同期は正規ルートなので、今の時点での差は大きいと思いますが、食らいついていきたいです。