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メダリストもう1人の主人公といっても過言ではない狼嵜光の魅力を解説。
僕はおもしろいスポーツ・バトル漫画の王道というか人気が出るパターンは魅力的なライバルがいるということ これに尽きると思います。
そういった点でメダリストはその定義を満たしている漫画の一つです。
個人的に思うのは主人公とライバル 視点を変えるとどっちが主人公と言っても過言ではない状況を作り出せる作品は勝負やバトル漫画で人気が出ると思っています。
ギアスのルルーシュとスザク デスノートの月(ライト)とL(エル)
話がいきなり横に逸れましたが、メダリストのライバルポジションが標題の「狼嵜光」(かみさきひかる)です。
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この「死の舞踏」の動画の素晴らしさにすっかり魅了されましたが、原作の魅力もこれと同等かそれ以上のものを彼女は持っています。
まずライバルキャラにありがちな嫌なところが全くないところ
普通主人公のライバルというと何かしらあるものですが、彼女に関してはないです。逆に嫌なところがないのに周りの人の視点や心の感じ方にも考えがまわるタイプ
ある意味このタイプをライバルに持ってくるのが珍しいと思います。
ファンブックでも言っていましたが性格は主人公いのりちゃんの指導者司先生に似ています。
だからこそ司先生にけっこう彼女は珍しく辛辣な態度ぶつけます。
その辛辣な態度も小学生や中学生なら当然あるよなと納得させられるもので司先生本人に「大人相手にならきついこと言っていいと思ってるでしょう?」と問われてそれを反省する柔軟さや素直さがあります。
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同族嫌悪という言葉がありますが、まさにそれでしょう。
ちなみにファンブックでは司先生と組めば相性は抜群というのは記載されておりました。というか光ちゃんはどの指導者と組んでもモノになる才能があります。
それでも夜鷹純という本作最高の天才スケーターを指導者に才能を伸ばします。
司先生と光ちゃんの共通点としてあるのは夜鷹純に魅了されているのだけど、そのやり方や考えが必ずしも正解ではないよなと実感しているところ。
実感しているけど魅力に感じて指導をあえて踏襲してスケートに全てを捧げる選択をするのが光ちゃんです。
今(2025年2月現在)は、その夜鷹純から離れるか・離れないかの展開をしている最中ですが・・・
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僕が光ちゃんに感じる印象はこの子は芯があって賢いということ。
ストイックなんだけどそれにのめり込んで周囲の人の心の動きをないがしろにすることはないし、清濁併せもつ考えや理解できないことを自分でとりあえず考えてやってみる柔軟さがあります。
このタイプをライバルキャラに持ってくるところがメダリストの魅力です。
ちなみに私は一番彼女がメダリストの中で魅力を感じています。
これからの展開に期待ですね! あとキャスティングは水星の魔女の主人公と同じ声優さんということでナイスキャスティングですね・・・
ある意味光も主人公ですから
それではまた!