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Fisheries science goro 水産知識

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水産学の知識を記事にしていきます。ディープな世界が水産学の世界では広がっております。研究や生態などを追及するのがおもしろいテーマです。
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Fisheries science goro 水産知識⑩ ブリは〇〇目▲▲科の魚 

こんばんは今日は久しぶりに水産知識の記事を書いていきます。 サバ缶がだいぶなくなってきた・・・ 今回のテーマはサバではなくて、「ブリ」です。 ブリは私の住んでいたところではよくお吸い物で食べていました。 たまに刺身でしょうか このブリは日にちがしばらくたったものの方が味がこくおいしくなります。 また養殖などでもけっこうノウハウが確立されており、研究実績も豊富な魚の一つです。 さて標題の答えです。 スズキとアジに近い魚種です。 さてここから一歩踏み込んでブリがお

Fisheries science goro 水産知識⑨ 水産で「増殖」はキーワード

今日はサバの缶詰を購入して帰宅しました。鯖缶好きなのです。 さて本日は金曜日ということで明日も仕事ですが、少し時間に余裕があるため久しぶりにFsgの記事を書きます。 今回のテーマは「増殖」です。 水産業にとって増殖は大切な概念です。 今電力会社や商社が陸上養殖のビジネスがさかんに行われていますが、元をたどればこの増殖という概念を求める営みで収益を獲得するために日夜格闘しているわけです。 近畿大学 クロマグロやウナギで有名な研究結果を出していますが、このように増殖学研

Fisheries science goro 水産知識⑧緑の光が成長を促進する??

最近サバの缶詰を食べるのにはまっております。 仕事のストレスで太っておりますが・・・  さて今回のFsgは、「緑の光と養殖」について 下村脩さんのノーベル賞の蛍光タンパク質といい光という存在はある意味生物界でまだ開拓されていないフロンティアがあるのではないかと考察しております。 実は水産研究で北里大学は有名です。あと東海大学なんかも 日本の研究はやはり海にもっと視点を当てるべきだと僕は個人的に思っております。 この養殖技術の革新的なところは普通の養殖より電気のコストがか

Fisheries science goro 水産知識⑦フグは淡水産のものがいる。

久しぶりの水産知識ということで水産関係の本は読んでいて難しいものが多いです。だからこそ読み応えもあるのですが・・・ 今回は「フグ」について フグという魚は有名なテトロドトキシン、養殖技術等研究でもけっこう取りあげられる魚です。龍が如く0でふぐ刺しを食べる嶋野組長を思い出します。 釣りをしたことがある方なら分かると思いますが、かかると針がなかなか抜けないで曲がる魚です。 さて、このフグですが淡水に生息するものもいます。 毒の研究でこれから謎が解けることを期待しておりま