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【ヒュージ・リーダーズ】星山脈の業火
⬛︎はじめに
皆さんこんにちは。
先日、大好きなヴォリンクレックスの緑単デッキをご紹介したのですが、記事を書くに当たり、デッキを振り返ることでより深く理解すると同時に、より好きになれたので、これから普段使っているデッキをご紹介していくことにしました!
というわけで早速今回のデッキ名と統率者のご紹介です!
⬛︎デッキ名:星山脈ブラックジャック
⬛︎統率者紹介
![](https://assets.st-note.com/img/1718288868329-KdYFqj7WqD.jpg)
《星山脈の業火》
伝説のクリーチャー ー ドラゴン
この呪文は打ち消されない。
飛行、速攻
{Red}:ターン終了時まで、星山脈の業火は+1/+0の修整を受ける。これによりパワーが20になったとき、クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち1つを対象とする。これはそれに20点のダメージを与える。
エインシャント・ドラゴン、イムヴェルナーロに相応しい熱烈な通り名である。
6 / 6
フォーゴトン・レルム探訪にて登場したカッコイイドラゴン!!!
6マナ6/6飛行、速攻、打ち消されない、さらに火吹き付きで超クール!
そしてなんとビックリ!ドデカビーム機能付き!!!
でも、皆さんこの機能、使った事はおろか、忘れてすらいるんじゃないですか???
ということで爆炎を目に焼き付けて行ってください。
■戦略と戦術
■このデッキの戦略
星山脈の業火のドデカビーム+αで対戦相手を焼き切る赤単バーン!!!!!!!
はい、バーンです。しかも無限ダメージなどでは無く、ヒュージでしっかりバーン、出来ます。
あ、ちなみに無限ダメージ、コンボ等は自分がやりたくないだけで対戦相手がやってても何も思いません。趣味は人それぞれです。
■そのための戦術
1.ジャブ(5点以上級)を入れる
ジワジワとライフを削っていくことで最初の足掛かりを作る。
2.赤マナを捻出する
星山脈のスタッツは6/6、効果ではパワーが20になった瞬間にビームが出るので、中盤に向けて赤マナを14個出せるようにしておく。
3.メインのビームだけに頼らない
先述した通りこのデッキはあくまでバーンです。メインのプラン以外の道もあってこそ、一筋のクソデカビームが世界を焼き尽くすのです。
4.出し惜しみをしない
あの時打っておけばよかった~で負けることが無いように、焼けるときはしっかり焼いておきましょう。
俺はバーン。俺はバーン。
■デッキリスト
■デッキ内容・雑解説
■土地 16
![](https://assets.st-note.com/img/1718291507653-Fkgq8OdX06.jpg?width=1200)
単色なので結構土地を絞っても意外と回ります。
あとは赤らしい瞬間的なマナ伸ばしに頼る設計です。
《無限地帯》
《邪神の寺院》
いつものマナ加速達。
4マナターン見据えてマリガンに気を付ける。
《捧げ物の穴》
実質1マナの3枚墓地追放ソーサリー。
こう聞くと強いが、星山脈には赤マナが必要なのでちょっと疑心暗鬼。
でも置くだけで墓地対策出来るなら強いんだよな~
《魔女の診療所》
巨怪キングダムでも登場した絆魂付与土地。
20点を見据えているので、自ずとゲインの期待値が爆上がり。
このデッキだと結構ヘイト高い。
《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》
山が5つになるとそれ以降山を置くだけで3点が飛んでいくとんでもない活火山。
山置くだけで稲妻??????え????????
■赤マナ出し隊
星山脈の起動には何といっても赤マナが不可欠。
そんな想いに賛同した真っ赤な闘志の皆さん。
![](https://assets.st-note.com/img/1718293118248-Fz2SbUZ0HF.jpg?width=1200)
《ケッシグの罠師、アレイナ》
捻るとそのターンに出た最大パワー分の赤マナが出るマナクリ。
火吹きをせずとも星山脈がフリースペルと化す。
ビームを打っていればなんか20マナ出る。
《アストラルの狩人、ガナクス》
《黄金架のドラゴン》
宝物生成ドラゴンズ。
黄金架はもちろんヤバいが、ガナクスもまぁまぁ危険。
2体とも相性が良く、ドラゴンの横の繋がりを感じる。
《マナ噴出》
《熱狂のリフレイン》
赤のヒュージではスーパーお馴染みな爆発マナ生成スペル。
赤マナがどっさり出るのが染みるんすよね〜〜〜
特に中盤、待機から出てくるリフレイン、このタイミングで出る赤マナは危険。
《鉄面提督の報奨》
7マナと重いが土地分の宝物が出るのでフリースペル。
後半に出せば上振れする。
《無謀な挑戦》
星山脈と同じフォーゴトン・レルム出身の宝物生成に全体除去がくっ付いた最高の呪文。
d12を2個振った後、ダメージと宝物の好きな方に出目を割り当てていいというめちゃくちゃ小器用な仕様。
下振れが気になる。博打が過ぎるんじゃない?と思うかもしれないが、デカい出目を欲しいシーンに合わせて決めればいいだけなので意外と機能する。
俺が打つとファンブルか逆ファンブルしかない。
《金粉の水蓮》
ヒュージではいつもの。
このデッキには純粋な赤マナが欲しいので重宝する。
《かごの中の太陽》
なんだかんだ単色なら全然入れていいファクト2。
赤マナいっぱい出してくれる上に+1/+1修整、これがこのデッキに効くんです。
なぜならそう、火吹きによる「パワー20」になる為の天井が1パワー分底上げされて近くなっているんです!
よってこのデッキにおいては1マナ浮いたも同然!!!
マナを増やしてくれているのに節約もしてくれる!!!
■ジャブ火力
赤単バーンらしく隙を見てバチバチに打っていきます。
10点未満はジャブ。
![](https://assets.st-note.com/img/1718373600899-hWLcTx1R45.jpg?width=1200)
《焼尽の連射》
一徹達成すると本体にも3点飛んでいく5点火力。
この3点が運命を別つんですよ。
《稲妻の謎》
占術3をしてデッキトップのマナ総量分のダメージをぶち込むインスタント。
こういうデッキの占術3は普通に助かる上に破格だし、土地さえ絡まなければ最低5点保障。
たまに3枚土地で4枚目に賭けるときがある。
《破壊の標》
赤の標サイクル。
5マナ5点火力は及第点。
赤単バーンは打ったら使い捨てなので火力が再充填されるのは嬉しいポイント。
《ドカーン!》
土地以外がめくれるまでデッキトップを公開して、出たマナ総量分のダメージを対戦相手へ打ち込む。を1人ずつやるバカ呪文。
最低保証5点であとは上振れしかしない。
めくれたカードは全部下に行ってしまうのでそこだけ玉に瑕って感じ。
赤のオタクカード。
《嘲笑/負傷》
分割呪文だが、余波じゃない方しかほぼ使わない。
3マナで軽減できない2倍ダメージはアツイ。
《インフェルノ》
全プレイヤーと全クリーチャーに6点がぶっ飛ぶ爆発インスタント。
こんなのが急に来るの怖すぎる。
自分も焼けちゃうって?
「焼いていいのは焼かれる覚悟のある奴だけだ。」
《爆発的歓迎》
対象を2つ取って、前者に3点、後者に5点を飛ばす名前負けしない火力。
そして打った後、赤マナ3つが生成される。
つまり実質5マナスペルというわけだが、中途半端に3マナ残されてもなぁ…
そんな時はこれ!《炎の投げ槍》!
赤以外の不特定マナだと6、赤マナオンリーなら3で打てる4点火力!!!
シンデレラフィットすぎる。まさにSDGsな2枚です。
■危険水域火力
星山脈ビームには劣るが食らえば体の半分は消し飛ぶので対応必須
![](https://assets.st-note.com/img/1718519952129-vpMQnPKnz2.jpg?width=1200)
まずは反射組の皆様から。
《無作法な挑発者》、《ぬいぐるみ人形》、《怒れるレッド・ドラゴン》、
この3体が1匹でもいる状態で、
《無謀な挑戦》、《絶滅の星》、《冒涜の行動》、
の全体火力を打つとドデカ反射します。
破壊不能の2体がヤバイのはもちろんなのですが、特にレッドドラゴンパイセンは自身を含むコントロール下のドラゴンすべてに反応して反射させます。
そしてこのデッキのリーダーはドラゴン!他にもドラゴンはいるので最悪、一撃で火の海です。
![](https://assets.st-note.com/img/1718520789301-nR66zMiZVK.jpg?width=1200)
こちらも対応が迫られる人達。
《砲刃明神》
手札から唱えると破壊不能カウンターが乗って場に出る7/4。
それだけでも十分相手にしたくないが、注目すべきなのは破壊不能カウンターを取り除いた時。
ダブりなしの3つを対象に取って7点が、その名の通りデケェ刃が砲弾のように飛んでいく。
8マナ、トリプルシンボルと重めだが、一度味わうと抜け出せない。
《死鍛冶のシャーマン》
多重キッカー(赤)をもつバニラ。
キッカーした回数の2倍ダメージをぶっ放す第二の星山脈。
20点のダメージを出すという点では5マナも安く、場合によってはジャブすら必要なく一撃で1人死ぬ。が、星山脈と違い15マナも使って打ち消されてしまう危険性がある為、青をしっかり見ておく必要がある。
あとは「多重キッカーァ!?2倍ァ!?」って言ってもらえる。気持ちいい。
《エンバレスの宝剣》
みんな大好き伝説の装備品最強格ソード。
まぁ付いたら大体死ぬ。
《複視》
各ターンの一発目スペルがコピーされる最悪エンチャント。
なんでこれ5マナなんだろう?
《希望の標、チャンドラ》
バチギレチャンドラネキ。
厳密には違うが、何故か常在能力に複視がいる。
忠誠度能力も+2で2マナ生成、-1でスペル限定5枚衝動、-Xで2つの対象にX点ダメージと、赤いことなら何でもできるし、出てくればヘイト吸収してくれてライフが守られる。
最後の一押しになる頼もしいPW。
《戦乱のうねり》
置物版峰の恐怖。
警戒度的には他より劣るが、多分相手にするのは嫌だと思う。
恐怖より1マナ重いがシングルシンボルはえらい。
コンスタントにクリーチャー出ればと思ったけど、所詮一発10未満か…こっちじゃなくてジャブ火力だったかも?
■妨害札
赤の攻防一体な所を凝縮したメンツ
妨害と言いつつこれで決まることもある可能性を秘めてる
![](https://assets.st-note.com/img/1718523322399-g3dYjAzWX9.jpg?width=1200)
《隠れしウラブラスク》
自分のクリーチャーは速攻、相手はタップインさせるヴォリンクレックスの同僚。
普通に邪悪。色んな蓋が出来るがヘイトはかなり高め。
《フィルボルグのフルート吹き》
出たときに相手のクリーチャーをパクって無尽を付与する。
厄介な伝説なら無尽を持った状態で攻撃→伝説トークンが出てレジェンダリールール発生→本体だけ対消滅をさせることもできるし、そもそも無尽が強い。
《攻撃的な行動》
ヒュージで使えるΦマナ持ちの初子。
実質3マナで打てるので緊急回避に使うことが多い。
《群衆の掟》
パワーが4以上or3以下のクリーチャーを全部奪うスーパー初子。
使い所が難しいが、盤面をひっくり返せる強力な1枚。
■その他
《エルドレインの玉座》
単色なら入れない理由が無いくらい強い。実際このデッキにも余裕で入っている。
しかしこのファクトから出るマナは、「能力起動には使えない」のである。
マナ生成組のみなさんにはそんな縛りは無いので遠慮なく使う事ができるが、この玉座はなんとも難しい...いや、呪文にさえ使えばそれだけで強いし、なんならこのデッキは息切れしやすいのでドロソにもなるのは本当に優秀。
■デッキに入っていないカード
■色々考えて不採用のもの
《睡蓮の原野》
荒地を赤マナにしたくて入れてたけど間に合わない。
《オパールの宮殿》
フィルタリングしたマナで統率者唱えると+1/+1カウンターが唱えた回数分乗る土地。
パワー20の天井は近づくが、こちらもマナが絶妙に足りなくなって速度が落ちる為。
《火の召使い》
クリーチャーとスペル比が半々くらいなのでちょっと過剰。除去体制も考えるとクリーチャーよりエンチャである《複視》の方がいい。
《無情の碑出告》
やりすぎで咎め度MAX。
出ても早々に処されてタップさせて貰えない。
だったら他の行動する。
《戦の只中》
+2/+0修正と速攻はアツいが、出たターンにしか修正が入らない為。
《永遠衆、ネヘブ》
通れば二の矢、三の矢、と行けるっちゃ行けるが、次の行動まで隙がデカすぎる上に、頻繁にドローできる訳でもないので手札が無くなって息切れする。
スタメンギリギリ落ち。
《レイモス教の大剣》
+3/+1は5マナにしちゃあデカいが、召集するほど並ばないし装備が地味にマナ食われるので無し。
《悪意ある差し押さえ》
土地以外でマナ伸ばしするから必然的に相手の方が多くなるよね!
→全然そんな事ない。差があっても3、4枚。5マナですることじゃない。
《生きて帰りし物語》
宝物14個は流石に許してもらえねぇ~~~~
でもロマンは過剰なほどある。
《熱足ナメクジ》
デッキ作った時よりパクリ呪文多くなったしまた入れてもいいかも?
《ティアマトの狂信者》
当初はガナクスとのパッケージで入れてたけどそれだけ。
無尽は戦闘終了後に消えてしまうので、第2メインでレッドドラゴンパイセンの怒りビーム!も出来ない。
《秘儀の砲撃》
バカエンチャントだから入れたいけど、やはりスペル比が足らない...
《血まなこのサイクロプス》
射出装置。
これ単体は驚異になり合えないので除去率は低め。
でもそれっている意味ある???になってしまいスタメン落ち。
《心魂波》
ビーム撃ち終わった星山脈を更に砲弾にする呪文。
6マナも余裕もってビームなんか撃てないけど、ビームで20点、アタックで20点、こいつで20点はちょっとやりたい。
《勝利への高まり》
使う前はめちゃくちゃ強く感じたんだけどな~
なーんか弱い。タイミング悪かっただけかも。また調整してみる。
《大群の怒り》
ピッチで第2コンバットは激アツ。というかゲーム決めれる。
が、なんかこう、上手く使えない。
出たり入ったりしてる。
■入れたいカード
《峰の恐怖》
めちゃくちゃ入れたいけど高い。
再録したしそのうち買う。
《溶鉄の始源体》
ポストフルート吹き。
対消滅除去は出来ないものの、パクリ力が違うので入れてもいいかも。
■余談
実はこのデッキ、派生元のデッキがありまして。
当初は赤黒ドラゴンリアニのデッキだったのですが、あまり奮わず右往左往していました。
そんなある日、バーンをやってみたい!という構想はありつつも、なかなかいいリーダーが思い付かずじまいだった点と、「あれ、これ星山脈リーダーでいいんじゃね?」と気付いてしまった点が繋がり、この星山脈ブラックジャックが爆誕しました。
もう分解してしまいましたが、あのデッキがなければここに至る道は無かったので思い出深いデッキです。
前回から薄々お気付きになられている方もいらっしゃるでしょうが、デッキ名は必ず捻ったものを付けるようにしています。
リーダーと動きを決め、そしてそれを冠した名前を付ける。までをデッキを作る際のポリシーとしています。
赤単バーンだけだとなんだか味気無いし、何より俺は愛着が湧きません。なので我が子のように名前を付けます。
そしてこの星山脈ブラックジャック、何故ブラックジャックなのか。
記事の上の方に書いてますが、20点とそれを補う数点の火力で相手を焼き切るのがこのデッキのコンセプトです。
本来のブラックジャックとはルールが若干違いますが、ニュアンスの問題なのでそこは気にしない。名前の迫力があればそれでいいんです。
■最後に
赤単バーン、如何だったでしょうか?
身内でも「まさかヒュージでバーンが見れると思わなかった」と好評を頂いており個人的にも大満足のデッキで、自分の第2の名刺デッキです。
これを機に是非皆さんも素敵なバーンライフをお過ごし下さい。