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AIフル活用で“本読んでる犬”&“パソコンできる犬”を作ってみた

ミズゲーム × Midjourney × Suno AI × Sora × CapCut


こんにちは、ミズゲームです。


今回は、AIをフル活用して「本読んでる犬」と「パソコンできる犬」という、不思議かつちょっと可笑しいテーマで楽曲付き動画を作った体験談です。

最終的に完成した動画は、X(旧Twitter)に投稿しましたが、こちらでは制作手順をざっくりまとめてご紹介します。


1. Midjourneyで犬のイメージを用意


まずは画像生成AIのMidjourneyで、“本を読む犬”と“パソコンできる犬”のビジュアルを作成。


ベッドの上で本を読んでいる柴犬


デスクでパソコンに向かう柴犬



といったプロンプトを試し、シュールな画像を用意しました。ツタンカーメンの冠をかぶっているところは説明すると野暮なので割愛しますね!


実はこの画像、もともと私がXで展開していた「入れ替わっているシリーズ」の過去作がベースになっています。朝起きたら〇〇と入れ替わってる!!という新海誠もびっくりな謎設定を、毎日Xで投稿している中から拝借しました。


2. 歌詞の作成:「本読んでる犬」「パソコンできる犬」


次に、この犬のイメージから歌詞を作りました。

今回の作品は、以下の2曲がメインです。


曲名: 本読んでる犬


本読んでる犬。
犬、本読んでる。
読んでない?
いや、犬、本読んでる。

(繰り返し)


曲名: パソコンできる犬


パソコンできる犬。
犬、パソコンできる。
できない?
いや、犬、パソコンできる。

(こちらも繰り返し)


ここはAI無しで、めちゃめちゃ適当に歌詞を作っているようで実は、わたしが常識にとらわれずにこれからを生きるために大切だと思っている考え方を取り入れているんです。

ほとんど同じフレーズを繰り返すだけですが、だからこそ妙にクセになる感じを狙っています。




3. Suno AIで楽曲を制作:アカペラ寄りのテイスト


続いて、歌詞から受けるコミカルな雰囲気に合わせてSuno AIで曲を作成。

今回は楽器を抑えたアカペラ寄りのサウンドをイメージしました。「犬が真剣に読書やパソコン操作している」と想像すると、なんだかホッコリする感じ──そんな軽いグルーヴを求めたわけです。




4. Soraで動画を作成:1枚の画像をシンプルに動かす


曲ができあがったら、Soraを使って短い動画を作ります。


ベースとなる犬の画像に、最小限のプロンプトを指定


1枚の静止画をベースに、犬が本を読んでいるっぽさ、パソコンを使っているっぽさを動きだけで表現


凝った切り替えシーンなどは作らず、“動く静止画”感覚で20秒ほどのショート動画を生成



(私はChatGPTのProプランに入っており、Soraで最大20秒の動画を生成して使っています。)




5. CapCutで最終調整:動画の長さ・スピードを合わせる


最後に、CapCutを使って仕上げ作業。


動画のスピードを調整し、音楽の尺に合うようにする


必要に応じて逆再生なども使って映像を繋ぐ


完成度はほどほどでサクッと仕上げ



字幕やトランジションは使わず、あくまで“無駄に可愛い犬が動いている”イメージを前面に押し出すスタイルです。完成した動画はそのままXに投稿しました。




まとめ:AIを使って“ツタンカーメン犬ワールド”を満喫


1. Midjourneyで“犬”のビジュアルを作成



2. 繰り返し主体の歌詞を作る



3. Suno AIでアカペラ寄りの楽曲を生成



4. Soraで1枚絵を短い動画に変換



5. CapCutで動画の長さやスピードを微調整し、Xに投稿




以上の流れで、「本読んでる犬」「パソコンできる犬」というシュールな世界を形にしてみました。

AIを使えば、これまで手間がかかると思っていた動画&音楽の制作も意外とお手軽にできます。もし興味がわいたら、ぜひ皆さんも試してみてください。




さいごに


私は動画生成AI自体はかなり前から触っていたものの、なかなか魅力を感じられずのめり込めませんでした。理由は、自分が本当に作りたいものが、当時はまだどう頑張っても作れないと感じていたから。


しかし最近、「頑張ればできるかも?」と思えるようになりつつあります。AIの進化があまりに早く、楽しみがどんどん増えていくのを実感する日々。次はどんな“無駄”を作ろうか、ワクワクが尽きません。

そうこう言ってるうちに、3作目の4作目をリリースしましたのでよろしくお願いします。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!




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