拡声器を持つ人魚姫 高校編
高校生のトリ娘は学校指定のローファーが合わず、足を痛めてしまいました。まるで人魚姫のようです。
アンデルセンの童話では人魚姫のお姉さんたちが活躍。魔女からその美しい髪と引き換えに、短剣をもらいます。「この短剣で王子の心臓をさし、血を浴びれば元の人魚にもどれるわ。」と。
人魚姫は王子を刺せません。なぜなら王子は別の人と結婚するだけで、人魚姫を嫌っていないからです。
同じように、トリ娘は「自分だけが我慢すればいいから。別に相談しなくていい」と。トリ娘も声がないのです。
うーん、でもそれは新しい別の人魚姫を生むことです。前の人魚姫が黙っていたから、トリ娘は今痛いのです。後の続く人のために声をあげましょう。
自分の手で物事を替えられる可能性があるなら、行動してみる甲斐はあります。問題は「問題だ」と言わなければ問題にならないのです。
おまけ
保護者会のときに役員さんを通じて学校に申し出たら、あっさり、「健康に害があるなら、前例もありますし、スニーカーで登校していいです」とのことでした。ありがとうございます。労をとって下さった役員さんありがとうございます。
さらなるおまけ
学校によってはスニーカーかローファー、選択式の学校もあるそうです。世の中は広いです。トリ娘の学校もそうしてくれるとありがたいです。靴を広げる方法を教えてくれた保護者のみなさん、ありがとうございます。
1日1にっこり。 たまに違う「ほっこり」でないものも書きますが、よろしくお願いします。「いただいたサポートはノート内で使う」というポリシーの方を見習い中です。