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ふろーらの道しるべ#1原発性無月経てなんなの

この地球に馴染めず生きづらさと心細さを感じている中2の私へ、生き方の道しるべを届けます。もっと楽に生きていいんだよって教えてくれる人が近くにいたらよかったのにね、今もどこかでひとり傷を抱えてココロを閉ざしてしまっているあなたがこれを見つけてくれるといいな。


【定義】
・ 原発性無月経は「満 18 歳を迎えても初経の起こらないもの」と定義されている.この基準に従えば,満 18 歳を過ぎるまで確定病名とはならないため,介入時期の遅延につながることが懸念されていた.

・ そこで日産婦学会において用語改訂が行われ,「 15 歳以上 18 歳未満で初経の発来していないもの」を初経遅延と定義した(産科婦人科用語集・用語解説集改定第4版 2018 年).したがって15 歳を迎えても初経がない場合には精査をし,初経の自然発来が期待できない時には治療介入を考慮する.

【治療法】
・ 15 歳以降に初経の発来があった場合には遅発初経という
・ 視床下部・下垂体の障害および卵巣の障害による原発性無月経ではエストロゲンが低値である.エストロゲンの投与は第二次性徴を発来させて子宮の発育を促し消退出血を起こすとともに,骨量増加と維持に重要な役割を果たす.このため子宮を有する女性ではエストロゲン製剤にプロゲスチン製剤を併用した女性ホルモン補充療法(カウフマン療法)を行う.子宮がない場合はエストロゲン製剤単独の補充を行う.近年では,エストロゲン製剤として経口薬ばかりでなく経皮吸収剤が用いられる.
・ アンドロゲン不応症に代表されるXY 女性では,思春期以降に性腺の悪性化が見られるため,予防的性腺摘出術を行う必要がある.腹腔鏡下の手術が行われることが多い.手術を行う際にはこの疾患に対する十分な説明と患者側の理解が必要である.

日本產婦人科医会


私は原発性無月経という言葉を知らずに二十歳までひとりで抱え込んでしまった。
私はおかしい、私は人と違う。誰にも言えない。
繊細故にひとりで悩みすぎてしまった。
発育が遅いし毎日具合が悪い。自分の体に起こっていることがわからず、
精神的におかしくなる。なんで生まれてきたんだろう?
生きている意味がわからなくなって二十歳になる前に自殺未遂をした。
そこで初めて母が私が悩んでることを知って一緒に病院へ行った。

中学生の頃に産婦人科へ行きたいなんてとてもじゃないけど言えない。
お母さんが声をかけるべきだと思う。その件は後々謝ってもらったんだけどこじらせる前に身近な人に相談してみて。
言いづらいことかもしれないけど、あなたの言葉を待ってる。


ネットはオススメしないです。
どうして自分の大事なことをYahoo!知恵袋のどこの誰かもわからない人に聞くんですか。
どうしてどこの誰かもわからない人が適当に『絶望的です』だなんて答えるんですか。
どちらも意味がわからない。

自分の体のこと知りたいなら徹底的に調べて専門医に気が済むまで質問してください。

知ったら安心するから。


私の場合、婦人科に行って検査をたくさんして子宮も卵巣もあり染色体異常ではない、ということがわかった。ただおばあちゃんみたいな動いてない子宮と卵巣。ホルモン分泌が極端に少ない。
これという原因はわからないと言われた。


女性ホルモンの量が少なくバランスが崩れているので自律神経が乱れ
更年期障害のような症状が出る。それも年中。

ホルモン剤を飲むまでは吐き気と火照り、動悸、電車に乗れないなどの症状に悩まされた。思春期特有の変化なのかもしれないが、拍車をかけて常にやる気が起きない。人生生きていく気力がなかった。


ホルモン剤を飲んだら飲んだで副作用で寒気と吐き気がする合わない薬もあるから即変えてもらったほうがいい。

薬を飲めば生理は来るようになったが、いつまで飲み続けるのかという疑問が出てくる。子宮や卵巣が機能してないと収縮してしまうことと骨密度などの問題があるから一般的に月経がある年齢まではカウフマン療法を続けていった方がいいみたい。



男性とお付き合いするとか、結婚や妊娠できるのかも心配事は常にあった。
同じ原発性無月経の方が恋愛して赤ちゃんも授かってるという新聞の記事や妊活してる方のブログを見つけ少し救われた。
今ではネットで簡単に検索できるようになったから調べてみるといい。



恋愛に関しては消極的で、好きな人ができても諦めてた。20代前半やっとこさ彼氏ができると打ち明けてみたが相手はそんなに深刻に捉えてなくて『将来子供が欲しい』とかいうからその度に傷ついて大体長くは続かなかった。子供のことはどっちでもいいや、と思えるようになったら楽に付き合えるようになった。

そして死ぬまで付き合っていく体と自分がどう仲良くなるかを考え始めた。


良さそうなものは全部試してみた。
精神世界、東洋医学、アロマ、アーユルヴェーダ、整体、ヨガ、漢方、瞑想、チネイザン、、父は鍼灸をやるのになんの役にも立ってない!やってもらおう。

結局は食事、睡眠、運動が大切という結論に至る。


ずっと悩んでるより体と向き合って今何が必要か考えてみよう。

とことん向き合って知ってみたらそれほど大した問題ではないかもしれない。


つづく


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