ライブレポート書いてみた

新たなことを始めようと思い、
ずっとやりたかったボランティアスタッフに応募。
提出課題として、ライブレポート書いて下さい。
ひぇ〜〜〜書いたことない〜〜と思いつつ、
みんな初めはそうだよな、、!
ということで、私の第一作目です。
お手柔らかに。

オルタナティブロックバンドAyutthaya 
7/29 初の配信ライブ
7/22 3rd EP『I know,right?』発売
先のライブは0。だが、確実に前進している

2020年7月29日、peelingwards×Ayutthayaの配信ライブ『LIVE HAUS SoundCHECK』が公開された。
近頃、音楽業界では生配信ライブを取り入れているが、この配信は生ではない。
現場で新型コロナウイルスへの感染がないことを証明するため、2週間以上前に事前収録したものを公開。感染予防対策を徹底している。
更に、配信は8月2日までアーカイブで視聴可能であった。生の音に勝るものはないが、時間と場所を選ばないところが、魅力である。

配信と言えども、あくまでも一発撮り。
ライブ特有の空気感を垣間見ることができた。

Ayutthayaは、2015年Vo&Gt太田美音を中心に結成され、Ba右田眞、サポートでGt、Drを加え活動している。かっこいい女性ボーカルのバンドとして真っ先に頭に浮かぶバンドである。太田の自然体で伸びやかな歌声と、演奏力の高さが印象的なバンドだ。
2020年7月22日には、
3rd EP『I know,right?』を発売した(予定より二か月遅れとなった)。また、同年6月10日には初のワンマンライブを開催予定だったが、延期となっている(開催日未定)。

そんな状況の中での配信ライブ。
今回は、『I know,right?』収録曲中心の構成であった。収録後のツイーターで太田は、「久しぶりにわっちゃ~やったぞ」とコメントしていた。その言葉通り、MCでは終始緩くも、演奏が始まると空気が変わるAyutthayaらしいライブであった。

一バンド目はpeelingwards。爆発的なライブであった。重低音、残響が鳴り響くフロアに、そこにいなくても感じる緊張と熱。これぞライブだと思う反面、一台の巧みなカメラワークにより、どこか映画を見ているような気分であった。
途中、Gt辻友貴のギターがならなくなるアクシデントが起こったが、即座に対応。ライブの醍醐味を垣間見ることができた。あっという間に時間が過ぎ、Gt/Vo三島想平の「生きている。またここに集まろう。リユニオン、また始めよう。」という語りから最後の曲〈reunion〉が始まった。ライブはライブハウスで、演者と観客の力でつくるものだという、熱い気持ちが伝わってくるものであった。

peelinghwardsの演奏が終わり、余韻に浸っていると、すぐに画面が切り替わりAyutthayaのライブが始まった。
ドラムとベースがビートを刻み、〈devil〉が始まる。踊りたくなるビート、心地の良いサウンド、一瞬にして先ほどまでの張りつめた緊張感が緩んだ。
あっという間に三曲が終わり、ここでGt/Vo太田が『I know,right?』について、「聞いてくれ!よろしくな!」と宣伝し、リード曲〈BACK〉を披露。キャッチーでインパクトのあるサビ、太田の力強い伸びやかな歌声が、耳から離れなくなる曲だ。
その後、「スタジオの感じになっちゃうね~」「次のライブも決まっていません!(笑)」などと、MCを挟み、「あと2曲しまーす」と始まった〈mottainai〉、〈drama〉。緩いMCの後も、演奏が始まると、一気に空気が変わるところがAyutthayaの魅力である。
最後は、太田の「ありがとうございましたー楽しかったー」という言葉で締めくくられた。

3rd EPは今までの作品よりポップな印象の曲が多い。ライブ中も生き生きとした姿が見られた。これから、ワンマンライブの予定も発表されるはずだ。予定通りには進んでいないが、確実に前進している。
早く、ライブハウスでパワーアップした彼らに会いに行きたい。

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