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ひと言の感情テキストが苦手

「やっちまった〜」
「つらい」
「〇〇だったけど、大丈夫だと思いたい」
……など、そういうやつ。

こういった前情報がなく、流れてくる感情をあらわしたテキストを読むのが苦手。

テキストだから、ただそう文字として書いてあるだけなのだが、どうも自分には重く感じて仕方ない。いろんなことを想像してしまう。

ある程度、前後にでもいきさつとか書かれていれば、もっと感じやすくなるのだが、ひと言だけ書かれていたら、どう反応していいのかわからない。いや、反応しなくていいんだろけど。

でも、見ちゃうとその言葉が重く見えてしまう。テキストを打った本人は、気軽に打ちこんだのかもしれないけど、人それぞれ感じ方が違う。どの程度の気持ちなのか、そのテキストからだけだとわからない。

スマホやパソコンでも、表示が統一されているから、なおさらなのだと思う。授業中にこっそり回ってくる紙の切れ端に書かれた文字を見ると、なんとなく状況を把握しやすかった。その人の字体に気持ちが込められている気がする。

TwitterやFacebookなんかは、ひと言で投稿できる気軽さ仕様になっているから、お手軽なのだろう。自分はあまりひと言だけを打つことはない。あまり見ないようにしている。

LINEやメッセンジャーアプリでも同じな気がしている。スタンプとかで表現されれば、少しはわかりやすい。

ここ最近、「ネットことば」とはなにか考えている。もしかすると、そういったネット上を飛び交う短い言葉なのかもと思ったりもするけど、あまりにも情報量があいまいでつかみにくい。

ディスプレイに表示されるテキストだからこそ、言葉選びや並びに気を使って、自分の気持ちや感情が伝わるように心がけている。

ん?
これは単に自分がそのテキストを読めていないだけなのかもしれない。

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 水島一輝|小説 水輝堂
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