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【 隅田川 北区 】 都心を守る岩淵水門と開かれつつある北のテラス( #水辺ウォーク )

 今回「BOOKMARK」するのは、【隅田川】の北区の区間です。

 隅田川は、岩淵水門を起点に東京湾にそそぐ、東京東部の7区を南北に流れる、全長23.5kmの河川です。

 あらかわ遊園を超えた先から開始して、隅田川を上流へ向かい、隅田川の起点となる岩淵水門までの区間を歩いてきました。

※ぜひ動画でご覧ください

水辺の概要

 今回の水辺ウォークは、あらかわ遊園のすぐ上流が北区の始まりになるので、そこから歩き始めます。

 あらかわ遊園の先の隅田川テラスを歩いていくと、隅田川テラスがなくなります。ここの先には堤防壁の裏の管理用通路もないので、北西方向へ歩ていくと、上空に高速道路が現れ、その先に橋があります。ここが石神井川の新堀橋です。石神井川が隅田川に注ぎ込む場所になります。

 石神井川を超えた少し先に、白壁の管理通路があるので、そこを歩きます。川が見えない白壁沿いを少しの間歩くことになります。

 やっと開けた斜面がある場所に出ると、その先に豊島橋が見えてきます。豊島橋は工事中で囲われていますが、カタチは分かります。

 隅田川が大きく湾曲している区域の内は、豊島五丁目団地があります。外周部分はスーパー堤防となって、緩斜面の堤防が広がっています。以前はもっと大きく湾曲していたこの場所は「天狗の鼻」と呼ばれていました。荒川放水路の整備前は、鼻先は荒川あたりまで伸びていたようです。

 緩斜面の上下2段から3段の広場は、新豊橋まで続いています。新豊橋の先は再び白壁の管理通路を歩くことになります。
 新田橋で少し見渡すことができますが、その先も隅田川テラスは無く、管理通路を歩きます。

 隅田川テラスがあるのは、やはりマンション群の前、そこから隅田川テラスを歩いていきます。マンションの前は緩斜面の芝生や神谷船着場がありますが、そこを超えると隅田川テラスはありますが、高い壁の区間になります。地面もきれいなので最近完成した区間のようです。

 新神谷橋の下も隅田川テラスが続いています。少し進むと緩斜面の場所があり、再び壁の区間です。志茂船着場が見てくると緩斜面の広場となったテラス部になります。ここは2017年に完成した赤羽体育館の裏手で、2021年に完成して「水と風のテラス」と呼ばれているそうです。

この先は隅田川テラスはつながっていないので、やはり管理通路を歩きます。ここの管理通路は長く歩くことになります。途中で岩淵水門の上部が見えてきます。

 管理通路を歩いていくと新志茂橋にでます。この下を流れる川は隅田川ではなく新河岸川になります。新志茂橋の対岸には、荒川下流河川事務所と荒川知水資料館アモアがあります。
 階段を上がった先に見えるのは荒川です。

 正面に見える赤い水門は「旧岩淵水門」です。荒川放水路が作られるときに荒川の水を隅田川に流さないようにする重要な役割を担っていました。旧岩淵水門を渡ると島があります。荒川赤水門緑地とも呼ばれる中の島です。

 もどって新岩淵水門へまわります。青く塗られた水門は青水門とも呼ばれます。旧岩淵水門と比べると大きいことがわかります。

 荒川と隅田川の間の堤防となっている部分の岩淵水門の先は、足立区となるため岩淵水門の内側が見えるところで今回の水辺ウォークは終わりになります。

■撮影日
2022.11.22

■参考資料
隅田川基本情報, 東京都建設局
https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/jigyo/river/teichi_seibi/sumida/sumidagawa/index.html

隅田川の橋, 道路Web
http://www.douroweb.jp/423notable_bridge/sumidagawa.html

隅田川流域河川整備計画, 東京都建設局
https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/content/000056250.pdf

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