【石神井川 練馬区】公園や遊園地跡を抜けて、練馬を東西に横切る川 (水辺ウォーク)
今回「BOOKMARK」するのは、城北地区を流れている【石神井川】です。
石神井川は、東京都の北部を東西に横断する全長25.2キロメートルの一級河川です。今回は練馬区の区間を歩いています。
※ぜひ、クリックして動画でご覧ください
水辺の概要
今回の水辺ウォークは、氷川台駅から豊島園跡地を経由して石神井公園まで歩いてきました。
石神井川にかかる氷川台から上流へ向かって歩いていきます。
氷川台からは住宅街の中を流れていることもあり、所どころに桜並木があり、歩行者専用の道と自動車の通る道などさまざまで、遊歩道は少ない印象です。
途中に高稲荷公園とつながった高稲荷神社が川沿いにあります。その先に練馬総合運動場があり、野球場と陸上競技場が川に沿って並んでいます。
南宮橋を過ぎると、豊島園の跡地にでます。石神井川は豊島園の中を流れていました。
今豊島園の跡地には、ワーナーブラザーズのスタジオツアーということで「ハリーポッター」の施設が建設中でした。(動画を公開するときには開場しています)
スタジオツアー以外の場所は練馬城址公園として整備されていました。こちらの工事中のため入ることはできませんでした。
都市絵馬園跡地を迂回していくと「練馬区立向山庭園」に出会いました。斜面を活かした日本庭園です。
石川橋から先は、これまでの石神井川の風景に戻ります。住宅地の中を流れる水路は3面コンクリートで川沿いは道路で植栽もほとんどありません。
そんな中で上新田橋から900m位の区間は、赤い路面で川沿いの樹木だけではなく低い植栽など緑の水辺が作られていました。
西武池袋線の線路を過ぎると都営田中アパートがある区間になります。初めの区間の川沿いは、公園のように広がっています。笹目通りを過ぎると南田中アパートが両側にあるものの、石神井川の両岸が広くとられていて、これまでの遊歩道から川に近づくことができる低い場所に遊歩道が広がっています。これまでの石神井川の水辺としてはなかった水辺が一体となったような空間です。
田中アパートの先は、これまでの石神井川の景観に戻ってしまいます。
ここから石神井川と離れますが、石神井公園に入っていきます。今は、石神井公園の石神井池から石神井川へ直接水が流れているのではないようです。
石神井池は細長い形状ですが、周囲の遊歩道には緑も多くあり、屋外ステージやモニュメントなどがあります。井草通りで分断していますが、石神井公園には、石神井池だけではなく三宝池があります。三宝寺池は、武蔵野三大湧水池のひとつです。三宝寺池があるエリアは石神井池のエリアよりも緑が濃く、自然の中にある池という印象です。この池の周囲の遊歩道を歩いていると、その外側の建物が何も見えません。
石神井川の水辺ウォークは、都会の水路の印象が最後の石神井公園ですべて覆されました。
石神井公園駅で今回の水辺ウォークは終わりになります。
■撮影日
2023.04.11
2023.07.02
□ 参考資料
練馬区立向山庭園
https://www.kouyama-teien.info/
東京新聞、ぐるり東京街さんぽ
https://www.tokyo-np.co.jp/article/210645
□YouTube 水辺ナビ
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