【石神井川・北区/板橋区】音無と加賀の水辺に渓谷の面影を残す(水辺ウォーク)
今回「BOOKMARK」するのは、北区・板橋区を流れている【石神井川】です。
石神井川が隅田川に合流する地点から上流へ、練馬区の「板橋」までの区間(約5km)を歩いてきました。
水辺の概要
石神井川は、小平市内にその源を発し、西東京市を経て練馬区・板橋区を流下し、北区で隅田川に合流しています。総延長は25.2kmです。
今回の水辺ウォークは、もっとも下流の隅田川との合流地点から練馬区の「板橋」までの区間(約5km)を歩いてきました。
隅田川との合流地点周辺は首都高速道度が上を通っていることもあり、全体に暗い無機質な感じがします。
王子駅を過ぎるとその風景は一変します。最初に目にするのは渓谷のような風景の音無親水公園です。もともと石神井川は、王子に至る数キロが「音無渓谷」と呼ばれる深い渓谷を刻んでいました。しかし、現在はコ ンクリートで護岸が固められ、蛇行していた流れは直線化された。切られた蛇行部分は緑地として整備されています。
少し上流の場所には、加賀藩下屋敷があり、石神井川はその敷地の中を流れていたといいます。実際に加賀橋、金沢橋、加賀公園など、ゆかりの名前が残っています。
今回のゴールは、旧中山道の板橋宿の「板橋」で終わりとしています。
■撮影日
2022.06.11
■参考資料
飛鳥山分水路
https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/content/000047323.pdf
石神井川から旧中山道「板橋宿」へ
http://www.akibargotou.com/tokyo-sanpo/itabashi-jyuku.pdf