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【綾瀬川・草加】日光街道に寄り添う綾瀬川と伝右川の交わる「草加松原」(水辺ウォーク)

今回「BOOKMARK」するのは、埼玉県草加市を流れている「綾瀬川と伝右川」です。

 綾瀬川は、むかし荒川の支流といわれており、桶川市付近を起点として埼玉県を南下し、東京都葛飾区で中川に合流する、約47kmの河川です。
 伝右川は、江戸時代に伝右衛門により新田開発を目的に開削された河川で、さいたま市から足立区まで約18kmで、綾瀬川に並行する河川です。

 東武伊勢崎線の獨協大学前<草加松原>駅から伝右川を見てから、旧日光街道の草加松原に移動し、綾瀬川を下流に歩いてきました。

※ぜひ動画をご覧ください

水辺の概要

 今回の水辺ウォークは、獨協大学前(草加松原)駅から松原団地を抜けて、獨協大学の正門前に、そこに伝右川が流れています。獨協大学の前の遊歩道は2017年に完成したものです。大学の周りを伝右川が流れ、住宅街へと入っていく事を確認してから、一旦伝右川と離れて、綾瀬川に向かいます。
 綾瀬川に出ると、そこには松並木と遊歩道があります。ここが草加松原と呼ばれる旧日光街道です。旧日光街道と綾瀬川が約1.5km並行しているここは「日本の道100選」にも選ばれています。

 草加松原の対岸の「まつばら綾瀬川公園」は、水辺に近づけるようにデザインされており、スロープは船を下すことに使われています。

 旧日光街道の「矢立橋(やたて)」と「百代橋(ひゃくだい)」という2つの大きな太鼓型歩道橋を過ぎると、札場河岸公園があります。このあたりでは伝右川と綾瀬川が並んで流れています。

 旧日光街道の松並木と綾瀬川は、相互に歴史的な場所の風景を盛り上げ、さらに地元の方々が行っている「和船の乗船体験」などのアクティビティがにぎわいを高めています。

■撮影日
2022.06.19
2018.08.19(和船イベント)

■参考資料
国土交通省, 第2回グリーンインフラ大賞
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001466755.pdf

草加市, まつばら綾瀬川公園
草加市, 甚左衛門堰(じんざえもんぜき)
https://www.city.soka.saitama.jp/


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