【忍川・行田】のぼうの城を囲む忍川と古代の地を抜ける旧忍川(水辺ウォーク)
今回「BOOKMARK」するのは、埼玉県行田市を流れている「忍川(おしかわ)」です。
熊谷の星川が、国道17号手前の平戸橋から忍川となる。坂巻導水路などと合流して、鴻巣市で元荒川に合流しています。
今回は、星川から忍川に変わる平戸橋から、さきたま古墳群の近くで分岐している旧忍川を歩いています。
※ぜひ動画でご覧ください
水辺の概要
今回の水辺ウォークは、秩父鉄道の持田駅から忍川(おしかわ)を歩き、新忍川を経由して、旧忍川をたどり、古代蓮の里まで歩いてきました。
持田駅をでてすぐに忍川に出ます。忍川に出てすぐに川沿いの道が赤茶色になっています。忍川の川沿いの道は遊歩道として整備されているようです。また、サイクリングロードにもなっているようです。
忍川は、行田市を囲むように大きくカーブしています。翔栄橋の右岸には秩父鉄道の行田市駅になります。翔栄橋のたもとは親水空間として水辺の階段になっています。
少し進むと坂巻導水路が合流しています。坂巻導水路にはかつて桜の名所であったということで、桜並木が整備されています。さらに水辺に親水空間になっています。
その先には、直線の水路が続きます。この人工河川は新忍川と呼ばれます。
吾妻橋の手前から玉野用水路が新忍川に並行して流れています。途中に川が交差している場所があります。用水路が上の樋を流れ、忍川につながる水路になっています。この横につながる水路が旧忍川です。
忍川の旧流路である、この川は見沼代用水まで約5Kmあるが、現在は旧忍川と呼ばれて、実態は廃川でした。合流地点には道がないので、いったん野合橋まで進み、さきたま古墳群を抜けて、旧忍川にでます。
旧忍川は水が枯れていることもあり、水辺を感じることはほとんどできませんでした。そのまま水路に沿った道を歩いていくと、ぽつんと背の高いタワーが見えてきます。そこが古代蓮の里です。展望室から旧忍川を確認して、今回の水辺ウォークは終わりになります。
■撮影日
2022.09.17
■参考資料
きまぐれ旅写真館,
https://fukadasoft2.sakura.ne.jp/renga/somadono/osikawa/list.html