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PENTAX ZOOM 90

現在のカメラ会社の中でミラーレスでは無く一眼レフ 1本でやってる
PENTAX(過去にミラーレス出してますが)
日本のカメラ会社の中で APS-C,フルサイズ(35mmフォーマット)、
ラージフォーマット(中判)全てのサイズでデジタル一眼カメラを出してる
唯一のメーカーでもあります。
RICOHの傘下に入りRICOHのPENTAXとゆうブランドになってますが
元は別会社です。
実はRICOHとPENTAX  私が収集する駄カメラ(フイルムコンパクトカメラ)
の中でも実に拘りの深い独特な機種を多く出してて。
大手を言われる CanonやNikonにあまりない良い機種を出していて
欲しかった機種が多かったりします。
有名な機種は今でも高値で取引されてますが
このカメラ500円で購入しましたが・・・・
なかなかの変態です(いい意味ですよ・・)

基本的な部分

平成元年(1989)6月の発売 当時の販売価格¥59,800
平成入ってからの機種ですので
押せば撮れるのフルオートカメラです。
38mm /F3.5 ~ 90mm /F7.5でズーム機能もあり
何不自由無い基本機能を備えてます。
もちろん日付写し込みもあります。
物凄く小型って訳ではありませんが 
このぐらいのサイズの方が当時は所有感高かったのでは??
って思われます。

これだけ聞けば ごく普通のコンパクト機なんですが
むっちゃ拘り詰まった機種なんです

焦点距離表示

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焦点距離って一眼カメラ使う人はわかると思いますが。
画角って事ですね 
35mmフイルムカメラやフルサイズ1眼カメラ(もしくはAPS-Cでの換算)
でのレンズと ほぼ同等の画角って意味ですね。
ちなみに38,42,46,50,それ以降は5mm単位で変化します。

コンパクト機使う人にこれ意識する人居るんだろか??
他の機種にもある物もありますが ドヤ!機能ですね・・

レリーズケーブル端子??

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本体側面のカバーを開くと こんな端子が出てきます。
説明書が無いのと メーカーサイトでも提供がないので
全ての機能は憶測が入りますが。
この形状 レリーズケーブル端子かと思われます。
一眼カメラでは当たり前の機能ですが コンパクト機に搭載されてるのは
コンパクトデジタル機含めて初めて見ました。

各種モード&ドライブモード

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モード(MODE)

右上のレバー付きダイヤルで焦点距離の変更(ズーム)が出来る事と
裏蓋部分の日付写し込み機構(デート機構)は当たり前として
MODEとDRIVEのボタンについて紹介します。

MODEボタンを押すと「ストロボ強制発光」、「ストロボ発光禁止」、
逆光補正」、「B」と切り替わります。
先の2つは一般的なモードですが
「逆光補正」はフラッシュを焚かずに被写体を明るく撮るモード、
「B」はバルブモードで 
シャッターボタンを押してる間 シャッターが開いたままになります。
(チープカメラ以外のコンパクト機で付いてるの初めて見たかも??)

DRIVEモード

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ある意味「B(バルブ)」もドライブモードでは?ってツッコミは別として
DRIVEモードは「連写モード」、「セルフタイマー(2種類)」、
「ME」、「INT」になります。
デジタルに比べれば当時でも現像やフイルム代は気になる時代に
コンパクト機で連写モードとは・・・。
セルフタイマーも2種類の時間が用意されてます。

MEモード

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INTモード

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一眼カメラを使う人ではある程度想像つくかも知れませんが。
MEモードはMultiple exposureつまり 多重露光モードです。
この表示をさせてる間は フイルムを巻き上げせずに
同じフイルムのコマに重ねどりします。
消し忘れ防止の為 シャッターを切ると表示は消えますが
再び表示させれば 何枚か重ねどり出来るのでは??と思われます。
無くは無いですけど チープカメラや一眼カメラ以外ではなかなか無い機能です。

INTモードは interval(インターバル)撮影モードで
このモード中は フイルムが終わるまで60秒間隔で撮り続けます。
この画面にあるMODE,C,DRIVEボタンが押されるか電源オフか
フイルムが終わるまで撮り続けます。
これもコンパクト機では初めて見た・・・。

MODE機能とDRIVE機能は同時使用が出来ます。

今では デジタル機およびスマホに取って代わられたフイルム機ですが
この機種が出た頃は
オートフォーカスで 押せば撮れるのは当たり前
より多機能、多様性が求められて来た頃かも知れません。
その後に出る機種は より小型、より高倍率ズームや
色んな機能となる頃だと思われます。
収集して行くと
デジタル機が出て来てフイルム機が売れなくなって来た末期カメラは
電子化が進み 見ただけでは何が壊れてるかわからない程に
繊細な作りになりましたが
まだこの機種ぐらいの頃は 面白い機能が有りながら
壊れにくい物が多かったりします。
構造もそれほど複雑でもなく ある程度修理も想定した作りなのかも知れません。


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瑞海mizu-umi
まだまだ 未熟な部分も多い私ですが サポート頂けると 今後の記事投稿に活かせるように利用させて頂きます。