地理な話・・・。(名古屋駅)
私の大好きな番組「タモリ倶楽部」で先日放送された内容が。
『祝!高校地理必修化記念 しいたげられた地理教師たちの逆襲』
関東地区2021-02-05 24:20~
(東海地区メ〜テレ2021-03-14 24:55〜放送分)
この番組見て思ったんですが 私結構「地理」好きです。
番組内でも言ってたんですが
地図や航空写真や現地で見た??をネット過去の資料から解き明かすのが好きです。
さて上の写真にもある 私の地元最大のターミナル駅「名古屋駅(主にJR)」ですが
現在リニア新幹線の開通に向けて駅周辺でも工事がされてます。
写真中央にある 名古屋弁で言う「とっきんとっきん」なオブジェ「飛翔」
駅前の工事に伴い 解体移転されます。
名古屋駅前の馴染みの景色を見れるのも あと僅かな期間なんですね。
名駅(名古屋駅)の不思議??
私は名古屋出身では無いので なるべく街を知るために
1、2駅程度の移動なら歩くようにしてます。
車や電車移動では見れない色んな事を知れて
時間と体力と天候さえ問題なければ歩く様にしてます。
さて 名古屋には大きく分けて2つの繁華街地区があります。
名古屋駅前地区(名駅)と栄駅周辺地区(栄)です。
私も時々 この両地区に用があって歩く事もあるんですが。
さて 名古屋駅前の正面 上で紹介した「飛翔」のオブジェから桜通を東に進むと・・・。
地下街で繋がってるとはいえ
栄駅より500mほど北の地下鉄「久屋大通駅」付近に着きます。
おかしいと思いませんか??
この名古屋の2大繁華街 スッキリ繋がってないのは・・・。
泥江町通り
この謎のヒントは「泥江町通り(ひじえちょうどおり)」にあります。
名古屋駅前の超高層ビルの中でも247.0mを誇るミッドランドスクエアビルの横を通るこの通り。
普通 メインとなる駅から放射状に伸びるハズなのにおかしいですよね。
実はこの「泥江町通り」 「桜通」より古いんです。
って言うか下の画を見てください。
今と昔の地図を照らし合わせて見れる
時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」での1932年の地図との画ですが。
1937年(昭和12年)2月1日に現在の位置にJR名古屋駅(旧国鉄)は移設され
それまでは現在の笹島交差点付近
ヤマダデンキ LABI名古屋のある辺り ナナちゃん人形ぐらいの場所に
旧名古屋駅はあったと思われます。
この地図を見ると現在 名古屋駅前の東側を南北に走る名駅通は
かつての国鉄線路跡だった事も、
ミッドランドスクエアビルのすぐ後ろを 泥江町通りから北に伸びる通りは
かつての路面電車の通ってた名残だと思われます。
このように街の見た目は年々様変わりしますが
その中でも 今でも残るかつてそこにあった名残などを見つけて
歴史の変化を知ることで よりその街が好きになる様に思えます。
最後に上の2枚の画はGoogleマップよりのスクリーンショットから
最後の1枚は時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」((C)谷 謙二)により作成したものです。
普段 何気なく目にする物などに
色んな角度から見て考えて見るのは 写真を撮る事に似てる様に思えます。
当たり前の事を どの様に感じ どの様に受け止めるのか・・・
今回も見てくださってありがとうございます。
まだまだ 未熟な部分も多い私ですが サポート頂けると 今後の記事投稿に活かせるように利用させて頂きます。