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Lomography Fisheye 2

一眼レフの良さと言えば 
レンズ交換によってレンズ毎の個性を活かした撮影が出来る。
とはいえ ジャンクレンズでも無ければ 諭吉さん何枚かは覚悟して
一眼レフのレンズは買うのが普通。

各フォーマット毎に用意されてる 色んなレンズの中でも
利用頻度はとても少ないんだけど 個性的な表現を出来るのが
魚眼レンズ(フィッシュアイ)って呼ばれるレンズ。

超広角レンズと呼ばれるレンズ以上に広角を写し込めるレンズの事を言うが
通常のレンズは広角になればなるほど 周辺に湾曲が出やすくなり
それを色んなレンズの組み合わせや
レンズに合わせたプロファイルなどで修正してなるべく出ないようにしてるのだが
あえて周辺の湾曲を 効果的に使おうってのが魚眼レンズ。

このカメラも 中古品を 箱、説明書無しで1000円で買った 
駄カメラなんですが。  いわゆるトイカメラですね。

超シンプルだけど使えるカメラ

ある意味 普通には撮れないんですが面白く撮れます。
スペック的に紹介しますが カメラの基本性能的には
一般的に500円とかで買える駄カメラより劣ります。

電池は単三電池が1本必要ですが
コレはストロボ発光用電源なので 巻き上げ、巻き取りは手動で
日付書き込み(デート)機能もありません。
つまり 電池が無くても撮れます。
私も一応 電池入れてますが ほぼストロボ焚かないので
あくまで一応入れてるだけです。
(ストロボスイッチはレンズ側正面の右下のスイッチです)
三脚穴もありません。

絞りはF8固定でシャッタースピードも1/100 (N)固定, とBulb (B)が選べます。
つまり入れたフイルムに依存して明るい時は明るくしか撮れません。

上のリンクにも書いてありますが 推奨フイルム感度はISO400以上。
(作例で載せてる写真は全てISO100のフジカラー100で撮影なのです)
シャッターボタンからレンズ側にL,N,Bって書いてあるスイッチがありますが
LLock シャッターを間違って押さない為の位置、
NがたぶんNormalで 通常撮影時、
BBulbで シャッターを押してる間 シャッターを開きます。

入れるフイルムによって 
明るい被写体は必要以上に明るく撮れてしまう可能性はありますが。
(フィルター用のネジも切ってないので 通常のNDなどは使えません)
しかし
このBモードを 露出計(アプリ)などで計測して シャッタースピードを
自分の指で必要な時間シャッターを押すことで
ある程度 暗い時のシャッタースピードを稼ぐことができます。

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固定物の上に置いて 手で支えなが 十数秒くらい露光させて撮影。
車のライトが光の帯になってますね。

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視野角170度って事で 名古屋駅前のビル群もこんな感じで撮れます。

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遠近感が誇張された撮り方が出来るので 面白く撮れます。

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焦点距離も 1cmから∞まで合う パンフォーカスなので
地面や壁や 被写体に寄って撮るほど
湾曲されて より効果的に面白い写真になります。

注意点など

ちょうど上の写真にありますが ついつい一眼レフの撮影の癖で
レンズ周りを支えて撮影してしまうのですが
レンズがかなり広角なので 注意しないと
指が映り込んでしまいます
ホットシューに取り付ける 魚眼で見えるビューファインダーがありますが
一眼では無いので 見える角度と撮れる角度に誤差が出ますし
ビューファインダーでは映り込む指は見えません。

多重露光ができるMXスイッチがあり シャッター切った後にコレを入れると
再度同じコマでシャッターが切れます。

全コマ撮影後(巻き上げダイヤルが回せなくなったら)は
上部の大きな円部分のノブを立ち上げ回して巻き取ります。
ノブは小さいし 不安になるほど硬いけど慎重に手応えが軽くなるまで巻きます。

新品でも6000円以下で買える このカメラですが
独特な可愛いフォルムでモデル撮影時の小物としても良いし
撮れる写真も独特な物が撮れます。
1台はあると楽しいカメラですよ。

まだまだ 未熟な部分も多い私ですが サポート頂けると 今後の記事投稿に活かせるように利用させて頂きます。