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「まったり」と私 (前編) 〜まったりストレート編〜

こんにちは、みず乃です。

タイトルのとおり、「まったり」は私について語るときに欠かせない大事な大事な要素です。
今回は 〜まったりストレート編〜 と題して「まったりストレート」について書いていきます५✍

早速ですが、Salon萠さんでは、骨格診断は3タイプ(ストレート、ウェーブ、ナチュラル分類)を採用していますが、さらに細分化して着こなしのちがいを表した「独自名称」というものがあります。

その中に「まったりストレート」というものがあり、先日みず乃主催でオフ会を開催してきました!

このまったりストレートにとりわけ強い自我を持っている私。

実はSalon萠さんのパリ流ファッションスタイル診断では「ギュッと詰まった魅力を意のままに操るまったりレディ」という「まったり」を冠したキャッチフレーズをいただいています。

先日のオフ会で、萠さんにチェックしていただいて「まったりストレート」に関する資料を作成し、改めて理解を深めたので、
今回は骨格の話をメインに、「まったり」についての話をしようと思います。

そもそも「まったり」とは

「まったり」の意味を「のんびり」や「ゆったり」だと思っている方も多いと思います。おじゃる丸のOPにより、その使われ方が一気に広まったようですが、実は元々の意味はちがうようです。

『デジタル大辞泉』
→[副](スル)
 1.味わいがおだやかで、こくのあるさま。「まったり(と)した味」

『精選版 日本国語大辞典』
 1.〔副詞〕(「と」を伴って用いることもある)落ち着きがあり奥のある感じ、また、柔らかい中にこくのあるさまを表わす語。

『京ことば集』(真下五一/72年)「あまったるい」と「まったり」とは全く違った味で、「まったり」の方は決して甘いという意味ではなく、とろんとおだやかな口あたりとでもいおうか、(中略)あの、まったりと舌にとろけるような味・・・・・。

「まったり」は、とろんとしたまろやかな中に、こくのある味わいを表す料理の用語として、京都で江戸時代に広まった。
語源は「欠けるところがなく、整っていること」を意味する「また(全)い」の語幹に、状態を表す「り」を付けて促音化したもので、おそらくは「またい」は古語の「またし」に由来し、「またし」が「まったし」へと変わり、「まったり」となって定着しているわけである。
昔からもう一つの意味があり、「人柄が落ち着いて懐の深い感じのする」ことを表す。最近はこちらの意味より派生し、「ゆっくりとくつろぐ」ことを意味する言葉として、全国的に使われるようになっている。例えば、「明日は休みやし、家でまったりしとくわ」みたいに。

「まったりとほっこり」(京都の暮らしことば / 池仁太)
https://japanknowledge.com/articles/kotobajapan/entry.html?entryid=3293

このように実は、コクと柔らかさのある味わい深さを表す言葉として、使われてきた言葉です。

まったりストレートとは

Salon萠の独自名称である「まったりストレート」も同じ意味で使われています。

肩まわりにまるみがあるのが特徴で、ストレート典型に勧められがちなハリがありかたい、肩が四角くなるジャケットや、腕まわりが窮屈なトップスを苦手に感じやすいのが、まったりストレートの特徴です。

まるみを感じさせる上半身の特徴から「かっちりきっちり」という印象に繋がりづらく、
ハリはありながらも柔らかな質感・ボリューム感から「まったり」の言葉が意味する重み奥行き感に通じやすいといった特徴があります。

上半身にボリュームがある方が多いことで、下に下に重心を下げるスタイリングが似合いやすく、その影響で「落ち着いた」「女性らしい」という印象になりやすいのも特徴の一つです。
また、ゆったりとした、またはボリューム感のある布の動きで作る着こなしが得意になりやすい傾向で、Salon萠さんのパリ流ではセクシーやロマンティック、ナチュラルなどと通じやすいとされています。

セクシーさんは胸周りにボリュームを出すことが魅力に繋がりやすいため、他の人よりは重心下げをそこまでしなくてもよいこともありますが、それはまた別の機会に……。

重心位置のコントロールとイメージについての話は、上記のnoteで書いています

これらの特徴から、曲線的なテイストに紐づきやすいという傾向があり、先日のまったりストレート会参加者も、スペクトルカラーの外面診断で赤みを含む色が上位にきている方が多い印象でした。

そして、「かっちりきっちり」があまり得意ではない影響から、誠実・信用などのイメージで銀行などの企業イメージカラーにされやすい、ファッションテイストだとトラッドなどと結びつきやすい(⚠︎他の読み取り方もあります)緑と青二つそろって上にくる方は今回のメンバーにはいませんでした。

「肩が四角くなるものが苦手」という部分以外は、得意カラーや4PCのファッション傾向でのちがいが出てきて「こういう服が似合う」とは一概には言えませんでしたが、

ドロップショルダー(肩落ち服)が得意
・半袖を着るときは肘を覆うあたりまで隠したい(もはや6〜7分丈を着たり、上に何か羽織ったり)
肘〜手首にかけてボリュームを出したいので、その部分が「袖コンシャス」なトップスが得意(そこにボリュームを出すと重心が下がるため)

というのは、参加者の大半からの賛同を得やすかったです。

袖コンシャス……袖に装飾性のある服
膨張 or 収縮のどちらが得意などでどれを選ぶかにちがいは出ますが、ぽわん袖・ボリュームスリーブ・ベルスリーブ・ビショップスリーブ・ペザントスリーブ・バルーンスリーブ・ドルマンスリーブなどの用語を共有し合いました✨

私はショールの羽織り襟抜きがとにかく大好きなのですが、鎖骨周りなど体の全面の凹凸の形と、ブルベの削ぎが得意なことが影響していることがわかり、とてもおもしろかったです。
また、アウターに袖を通さない肩かけとどちらが得意かなど、膨張 or 収縮やファッション傾向でのちがいを感じました。

特に、「とにかく清色&高彩度が得意」な春冬のビビッドさんは、トーンイメージが持つ動的さから、他の方たちほど「落ち着き」や「下重心」を求めておらず、
得意なデザインや調和するカラーイメージと骨格が絡み合って、最終的な着地に繋がっているのが印象的でした。


まったりとイメージ

「まったりストレート」に分類される方が持つ体の特徴と、「まったり」という言葉が共通するのは以下のポイントです。

柔らかさのなかにコクがある
重みがあり、奥行きふくらみのある様子
落ち着き穏やかさがある

そして、骨格ストレート特有のハリはありつつも「バリカタ」ではなく、弾力のあるハリ感柔らかな質感を兼ね備えているのも特徴です。

この弾力はありながらも柔らかいというのが、「まったり」という言葉が意味する「奥行き」や「ふくらみ」に繋がります。
そして、柔らかさと弾力、沈み込む重さから、ソファやベッドなどの弾力のある柔らかいところ深く体を預けるイメージが似合う傾向にあります。


たとえ人の上に立つ・仕事ができるイメージでも、せかせかと動き回るよりも、座面の柔らかな場所にしっかりと深く座って指示を出すなど、悠然とした余裕のあるイメージになりやすいです。
曲線的なテイストが似合いやすいこと・似合う質感の椅子に一度深く体を預けると頻繁に立ち上がりづらいことから、カフェなどではソファ席を譲られ、「取ってくるから座っていていいよ!」と言われやすいイメージです。

また、似合う鞄や靴の印象からも、どうしても「アクティブに動き回る」と印象にはなりづらく、美容や健康のためならまた印象はちがいますが、待ち合わせ場所にダッシュで向かいそうなイメージにはなりづらいです。

得意彩度が高く、太陽の下にいそうなイメージでも、走り回っているのではなく、リゾート地のプールサイドのソファやベッドでくつろいでいたり、
明度が高くかわいらしい印象でも、外で走り回っているよりもクッションやぬいぐるみに埋もれながら、ベッドでぐっすり寝ているのが似合いそうなイメージです。

まったりストレート会では、イメージに合いやすいまったりとした味わいの食べ物/飲み物と、体を預けていそうなソファやベッドを、萠さんのアドバイスをもらいながらみんなで考える時間を設けました。

人によってはすでに、Salon萠のパリ流FS診断の似合うシチュエーションで弾力のある柔らかいところに座らされて・寝かされていたり、似合う背景にソファやベッドを入れてもらっている方も多かったです^^


ひとまずおわり

正式にSalon萠骨格独自名称が導入される前から、「まったりストレート」は名称として存在していて診断で伝えられていたので、こちらのnoteを読んでいる方にも比較的多いのかな?と思っています。

まったりストレートさんはぜひ、自分に似合うまったりとした(コクのある)味わいの飲み物や食べ物、自分が体を預けるソファやベッドを考えてみてくださいね✨

もしもアフターフォローで聞く際は、自分の持つどんな特徴から導き出されたのか、カラーや骨格の面から詳しく聞いてみてください!

続編では私のSalon萠トータル&パリ流結果と「まったり」の話をしようと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました^^

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