好きを思い出す
ファッションのコンサルやワークショップでなくても、
ファッションや意識の話をどこでもいつでも大抵しているんだけど。
↑骨とファッションと意識のオタクだからね😂
その流れで、その人から言ってもらえるのは
「思い出した!!」ということ。
その人たちのことは
幼少期から知っているわけでもなく、
なんなら最近知り合った方もいて。
でも、
こういう感じ好きじゃない?とか
こういう服着てみたら♡?
って言うと、
子どもの頃に好きだったのを思い出しました!とか
本当はこうしたかったんだ!って思い出しました!とか
最近よく聞く。
思い出すというワード。
好きって
一回封印するのかもしれない。
好きを否定されたり、
好きなものが他の人と違っていたり、
似合わないと言われたのかもしれないし
空気を読んで周りに合わせたのかもしれない。
好きなものを否定されると傷つくから
それなら好きじゃないことにしよう、好きって言わないでおこうとか
自分の中にしまってしまうのかもしれない。
そうしてしまっていくうちに
段々と奥底にいってしまって自分でも見つけられなくなる。
見つけられなくなって、存在さえも忘れてしまうのかもしれない。
そこをパカっと開けて、
整理していると見つかる
「あ!これ!」
っていう感覚。
これが思い出すことなのかなと。
好きなものって実は自分で知っているんだと思う。
だから
思い出した
という言葉になるんじゃないかな。
子どもの頃のあの純粋な
誰にもとらわれることのなかった
周りの空気も読まないし
誰が何を言おうと気にしなかった頃。
余計なものを生きていくにつれ
付け足してきた。
それは決して悪いことじゃない。
だけど、
本来の自分を知るためには
そこを怖いけれど身につけてきたものを一旦脱いでみることが必要なんだなと思う。
ダメならまた身につけてもいいじゃない。
新しい自分になる
というよりは
本来の自分に還る感じなんだろうなと思っている。