看護師を辞めて後悔していること
みなさん、こんにちは!
本日は私が看護師を辞めて後悔していることを書いていこうと思います。
あくまでも個人的な体験談と感想なので、看護師のお仕事で悩んでいる方は参考にしてくださいね!
採血・点滴手技のスキルがおちた
看護業務をしないということは、もちろん採血・点滴をすることもなくなります。
1,2年のブランクだったら、問題ないのかもしれませんが、私の場合は5年以上臨床から離れてしまったため、採血や点滴は手がなまってしまう感覚がありました。
もし、今後看護師として臨床に戻る可能性を残しておきたいなら、週1~2回で働けるバイト先を見つけて、腕がおちないようにするのも良いかもしれません。
私の場合は、3年前まで訪問看護や内視鏡、内科クリニックのバイトをしていましたが、とても理不尽な労働環境だったり、本来やりたい事ではなかったので辞めて、ここ3年ほどは看護師の仕事はしていません。
看護師としてのキャリア構築ができない
看護師を辞めると、看護師としてのキャリア構築は中断されてしまいます。
そのため、専門分野を目指したい人や、何か看護の道で夢がある人は中断している時間がタイムロスになってしまう可能性があります。
昔は私も、若いうちに看護師としてのキャリアを積んで専門分野に進みたいと思っていたこともありました。
ですが、体や心を壊してまで仕事はするものではないなって感じるようになり、無理なく自分のペースやタイミングでキャリア構築しようと思うようになったので、看護師のキャリア構築はお休みすることにしました。
私の周りでは30~40代の社会人、シングルマザーになってから看護師になった方がいます。(私もそのうちの一人)
今でもその方たちは、看護師になって臨床現場で働いています。
そういった方を見てきているので、もし看護師に戻りたいタイミングで戻ればいいという考えです。
体力は衰えますが、最近の研究では脳は使ったり鍛えれば成長するっていいますし、あの人は年だから仕事ができない!って周りから言われないように努力すればいいのです。
自分は自分、人は人
年収が〇〇万円減少!!
他の業界に行けば痛感しますが、看護師の年収は一般的な女性の年収より高い傾向があります。
そのため、他の業界に行けば、年収が下がる可能性はあります。
私の場合は、年収が100万円以上さがりました。
100万円って大きいですよね!
他業界にいけば、新人扱いになる可能性もあったり、夜勤手当もつきません。
そのため、今の生活水準を落としたくない方は慎重に転職を考える事をおすすめします。
ビジネスマナーを学ぶ必要があり
私はIT業界への転職も経験しています。
はじめて医療業界から一般企業に転職して、本当に驚いたことが自分のビジネスマネーの乏しさです。
もちろん看護師時代に接遇研修はやりましたよ。
お辞儀90度、45度、30度とか、笑顔の作り方とか!
でも、私の場合は看護師時代に学んでいない事が多すぎました
・名刺交換の仕方
・メール文章の作り方
・上司への言葉遣い
・取引先への挨拶や取引方法
・チャットの返信方法
ほぼほぼ、そんなに使用頻度がなかった事なのですが、一般企業で務めると、それができていないとものすごく怒られます。
私はとっても怒られました・・・・(笑) 笑えないけど。
知らないし!って思ってたましたが、知らないじゃすまされないので、とにかく勉強したり教えてもらいました。
今の医療者はそういった研修があるのかわかりませんが、私が一番苦労したのは、ここかもしれません。
一般的なビジネスマナーができないと、先輩との人間関係にも悩みます。
『あの子、今までどうやって仕事してきたの?』
と言われます。
そして、取引先との関係性も悪くなります。
『あの子、何にもわかってないけど大丈夫?』
と言われます。
そして、社長にも上司にも同僚にも迷惑をかけます。
もし看護師を辞めて一般企業に勤めたい方は、
看護師だからって優遇されることはないので、ただの非常識な仕事できない奴認定されるのでご注意を。
是非ビジネスマナーを身につけることをおすすめします。
結論:隣の芝生は青く見える
結論からいうと、看護師を辞めたら後悔することはたくさんあります。
要は、看護師をやっていると看護師以外の環境で働く人に魅力や羨ましさを感じる部分もあるので、【隣の芝生は青く見える】状態なのです。
看護師を辞めるのであれば、
さらなる苦労と努力が必要です。
私は、若い時の苦労は買ってでもせよ
って思って生きているタイプの人間なので、いろいろな事に挑戦できる環境に恵まれて良かったと思っています。
なので、看護師を辞めて別の業界で働いてみたい方は、自分の現状からメリットやデメリットを考えてみてくださいね!
次回は『看護師とオフィスレディの違い』を書いていきます
最後まで読んでいただきありがとうございました