止まらないおしゃべりにどう向き合ったかの話
こんにちは。ADHD(注意欠如・多動症)とASD(自閉スペクトラム症)の特性を持つ小学生の男の子の母です。水やせっけんの泡が大好きで、動きがふわふわしている少年なので「くらげ坊や」と紹介させて頂いてます👦🫧
今回はくらげ坊やの夏休みの過ごし方と「止まらないおしゃべりにどう向き合ったか」をお話しします。大変遅くなりました‥🍂
夏休み期間も朝6時半に起き、ご飯を食べます☀️
兄弟がいるとご飯に集中できないので、その時間に起きるのはくらげ坊やと私だけです。
飲み込むことが苦手で、半分は水で流し込みます。あまりよろしくはないですが、目をつむってます。
そして服薬💊着替え👕洗顔🫧歯磨き🪥です。
全部見張ります👀✨過保護ですが放っとくとしないのでしょうがないです。
着替えでは、服を振り回し、ハンガーを武器にして遊びます。
やっと着替えて顔を洗いにいったと思ったら、鏡と水で遊ぶ。
ため息…
(現在はエビリファイの服用で随分変わりました!もっと早く知りたかったなぁ😭勉強不足でした。)
「あんたさ、朝の支度もできないでこの先どうするの?!」
叫びたくなる気持ちを抑え(られない日もある💧)どうにか朝ルーティンを終わらせます。
「お母さーん、自由時間は〜?」ブツブツ文句を言いますが、ない時はない⏰
「宿題の時間。」「宿題の時間。」と言い続けます。
自由時間は?の質問には答えません🙅
絡み酒なので、無視で大丈夫です。
答えてしまったら最後、よりしつこい質問がいくつも飛んできます。
そのうち薬も効き始め、諦めて座ります。
「ホッ‥やっと、おはようくらげ坊や」1日の始まりです🌅
午前中は宿題などの勉強と、習い事の練習であっという間に終わります。
午後は、自由研究をしてから、自由時間です。
夕方はほぼ習い事、夜は父親と運動訓練をします。
夏休み中はこの合宿ルーティンをこなす毎日でした🗓️🌻
旅行は1回(2、3日です)、何日かお出かけ日は作る。
帰省はしませんでした。
おじいちゃんおばあちゃんももちろん大事ですが、多分想像より早く、あっという間に、世の中に放り出されます。
「こんなに精神的に幼いのに?!」
です。
親として、子どもの能力の底上げをする覚悟が必要だと私は思っています。
さて本題。夜のお話です。
きたぞーーーと気分が重くなります💧
徐々に薬が切れ、夜ご飯の途中辺りから言葉が流れ出します。ポツポツ雨から始まり最後は滝のように🗣️🗣️🗣️
「痛い痛い、言葉が痛い!」と伝えると、「あ、ごめんごめん、言葉ぶつけ過ぎちゃったね。ぼくさーすごい喋っちゃうんだよね、普通こんなに喋らないよね、みんなさ、あのさ…🗣️🗣️🗣️」
「ねぇねぇ〇〇(兄弟)、〇〇って知ってる?それはね、こうこうでね、ぼくね…」
ノンストップーーーーーー😫😫😫😫
夏休み前に考えた
「シー🤫」
この技、わずか1秒しか効きません。
脳のラスボスの扉の前で弾かれます。
「静かにしようね」
こちらは2秒。
3秒後にはまた喋り始めます。
考えていた対策なんぞ何も効きません。
ご飯を食べつつ話すのならまだ許せますが、全っっっく進まない。口に入ったものを噛まずに溜めたまま喋り続けます。
母「ご飯食べて」
く「うん!あのね、ぼくね‥ー。」
母「ご飯食べて!」
く「わかった、うん。ねえお母さん、あのね‥ー。」
母「ご飯食べて!!」
く「〇〇!(兄弟)あのさー」
母「早く食べろー!!」
く「お母さんお母さん、早く食べ終わったら遊んでいい?」
母「もう今既に遅いの!!!」
神様、無理です。マイペース過ぎるKY。
私の手には負えません。
このように絶望的な40日間を過ごしました。
同志の皆さん、お疲れ様でした。
無課金での対策は難しかったです。
理想通りに全然いかない。いかな過ぎる。今流行り?の「〇〇過ぎる」はこんな時に使うべきです笑
今は(現在10月下旬)少し前から飲み始めたエビリファイのおかげで指示が通るようになり、少し静かになりました。
結局お薬の力を借りるしかないな、と実感すると同時に、ということはお喋りもやっぱり本人が悪いんじゃなくて、特性のせいなんだと思いました。
なぜそう思えるか?
楽になったからです。
薬が効いて私が楽になったから、本人が悪いんじゃないんだと思えるようになったんです。
思い込むのと、自然に思えるのとじゃ全然違いますね。
「ほとほと困らされて辛い。でも本人は悪くないんだ、こちらが頑張らなきゃ!」←ムリです。
私はそんなにできた人間ではないので、何度言っても聞けない本人を前にして、正しい見解を下すのは難しいです。
できることは試してから、スタートラインに立つのは本人含む家族にとっても大切だと改めて思いました。
その為に、現状を正直に先生に伝えることも大事だと思います。
パターンA
母「朝も夜も大変ですが、以前より成長はしてます。」
先生 「そうですか、頑張ってますね。成長したんですね。」
パターンB
母「先生やばいです!指示が通らず涙が出る時もあります。何度か山に捨てに行こうかと思ってしまいました。このままじゃもちません!」
先生「そうですか?大変ですね。薬飲みます?」
こんなこと思ってしまうのはダメだと思っていたのでなかなか言えなかったですが、結果的にはパターンBで、エビリファイをもらうことができました。
くらげ坊やは診察の時にはすごく大人しいので、先生から見た困りごとは分かりづらかったんですね。
子どもに対して寛容になれない自分をさらけ出すのは勇気がいりますし、あなたに原因があるのでは?と返されたらどうしようと思ったりします。
ただ、ちゃんと伝えないと分かってもらうのも難しいですね。
綺麗な言葉でくらげ坊やを育てていくのは無理らしいです。
その代わり、どんな手を使ってもまともな人間に育てていこうと思いました。
そのくらい今はエビリファイのお陰でハッピーな日を送れています。
大分遅くなりましたが、今があるからこそ振り返ることができました。
何も効かず、何も響きませんでしたと文章を作るのは辛いです。
正しい教育、躾と、正しい薬
そして
➕ど根性
これでなんとかなりますか??合ってますかー??神様ー!どこにいるのー?🤣
最後までお読みいただきありがとうございました。
またよろしくお願い致します。