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優しい子になって欲しいから、厳しく育てます。
こんにちは。ADHD(注意欠如・多動症)とASD(自閉スペクトラム症)の特性を持つ小学生の男の子の母です。水やせっけんの泡が大好きで、動きがふわふわしている少年なので「くらげ坊や」と紹介させて頂いてます👦🫧
・友達のものを間違えて持って帰ってきた
・忘れ物をした
時々あるこの失敗達に対して、くらげ坊やは自力で反省ができません。
衝動的に「自分以外に原因があった!」と思い込もうとします。
「ぼくの席にあったからだよー💦」
「ランドセルに入れたはずなのに💦」
言い訳オンパレード。
いつもいつも私が言う言葉は
人のせいにするな。
君が悪い。
続けて
君は叱られたくないから言い訳してるんだろうけど、失敗したら少しくらい叱られるのはしょうがないこと。人のせいにするのはダメ!
毎回キッパリ伝えます。
「はいはい、そうですか。」で済ませればいいものを、なぜわざわざ波風を立てるか。
人は反省しなければ成長しません。
自分の人生を踏まえてもそう思います。
定型のお子さんは、状況判断力や自らを顧みる力を持って生まれてくると思いますが、くらげ坊やは、反省機能ナシで生まれてきました。
(これがどれだけ厄介か‥という話はまた)
その時の気分によっては
「違う!ぼくのせいじゃない!」
とさらに食らいついてくることもあります。
そんなときは、こちらも食らいつきます。
人のせいにしたらラクになれると思わないで。
「間違えちゃったー!」「忘れちゃったよ〜。」でいいんです。
まだ子どもですから、反省して次気を付ければいいんです。
でも「ごめんなさい」が言えないのはダメです。
その一言があれば、その後気持ち良く相談しながら対策ができます。
クラスメイトの不満を言うことも時々あります。
その時もキッパリ母さん登場です。
母「友達と喧嘩になったときは、大体君が悪い。」
く「でもぼく悪いことしてないよ?」
母「普段からちょっとずつイライラさせているから、お友達もしんどくなって気持ちが溢れちゃうんだよ。」
当然、まだ理解はできないでしょう。
でもこの先も、同じことを伝え続けると思います。
理不尽に思うこともあるでしょうが、構わないと思います。
なぜここまで言う必要があるのか?
やっぱり、どう転んでも一般的な子育て法が通用しないのが理由です。
気持ちを汲んであげる🟰気持ちが楽になって反省できる兄弟
気持ちを汲んであげる🟰ほら俺悪くないじゃんと開き直るくらげ坊や
同じ対応をしても、学び方が違うのです😢
悩まない。悩めない。
そんな残念な特性を持ってしまったくらげ坊やに「悩んで悩んで悩む」機能をつけてあげないといけません。
でないと優しくなれないと思いますし、優しくなければ誰からも好かれません。
何だかうまくいかなくて苦しい。でも悩んだり考えることを知らないから、苦しむだけ。
かわいそうですよね。
周りの方も大変です。
「悪かったのは自分なのかな?」と考えてみる力をつけることが大事です。
いつかくらげ坊やが気遣いと優しさを覚えて、周りの人の気持ちについて悩めるようになったら、しっかり反省しながら生きていけるようになったら、今度は堂々と言ってあげたいと思います。
「気にし過ぎなくていい。大事なのは、すぐのごめんなさいと、すぐのありがとう。」
最後までお読み頂きありがとうございました。