夕方ワンオペ育児の負担を減らすためにオンラインお話会をやってみた
我が家には4歳と1歳の子供がいる。4歳は保育園に通っていて1歳は自宅で見ている。平日夕方にワンオペで二人の面倒を見るのは骨が折れる。
TVや動画を見せている間、長女はおとなしくしているので用事は進む。でもやめる時の抵抗も大きいし、見終わった後に疲れていて「ご飯食べさせて~」モードになることも多い。なのでずっと見せているわけにもいかない。
やったこと
うちの長女と同い年の子供を持つ友人と、平日の夕方に子供同士オンラインお話会をさせてみることにした。
やり方
親同士は信頼できる友人同士(オンラインコミュニティで知り合ったのでリアルで会ったことはない)。子供同士は初対面。
Zoom無料プランを利用し、17:15頃から40分間接続した。切れたらそれでおしまい。
最大で4拠点から5名が参加。最小時は2拠点から2名が参加。
子供たちの様子
初回は、一方的に喋って踊る子、見せたいものを持っているのになかなか切り出せない子、様々だった。「会話」が成立していない。
うちの子は、始める前はやりたがらなくて苦労したが、同年代の子供たちが画面に映っているのを見ると楽しそうに喋り始めた。
後で感想を聞いてみると「楽しかった」「またやりたい」という声が多かった。うちの子も「また○○ちゃんとお話したい」と言っていた。
親の感想
動画を視聴している時と比べると、生き生きしているので良さそうだと私は感じた。
インプット一辺倒よりもアウトプットの機会を作る方が脳の発達に良いと本で読んだことがある。喋る内容を考えて、お気に入りのものを友達に見せている長女は、存分にアウトプットしている。親としての負担感は、私は普段とそれほど変わらなかったが、負担感が減ったという友人もいた。
週に1回のペースで合計5回実施した。
子供同士の会話は毎回かみ合っていない。それぞれが好きに喋って、好きなことをしている。
でも、
初回に緊張していた子が2回目には笑顔を見せてくれるようになった。
うちの子は初回は一方的に喋るだけだったが、少しずつ相手の様子を見る姿勢も出てきた(それでも喋る方が多いが)。
画面の向こうのお友達が現実に存在することを認識し、「こんど○○ちゃんのおうちに遊びに行きたい」とうちの子は言う。
「育児の負担を減らす」こともできるし、より大きなものが得られそうな予感がする。
今後の展望
今やっているお話会を継続して、親子でみんなに会いに行きたい。
願わくば、友人を通じてその場所になじみができて、親子ともにふるさとのような場所になったら楽しいだろうな。「久しぶり、待ってたよ」と迎えてもらえる場所が、本当のふるさと以外にもあるって素敵だよね。
そして、面白そうだと思う人はこの取り組みを是非真似してほしい。
それぞれが信頼できる相手と実践することが大切なので、グループの輪を大きくすることは考えていない。信頼できる小さな輪があちこちにできて、子供たちが信頼できる人があちこちにいる。
そういう未来を子供たちにプレゼントするために、私は色々とやってみたい。
画像はmomoro66さんのイラストを使わせていただきました。
それぞれが好きな本を読んでいるんだけど、ふと「隣のあの子は何しているのかな」と覗いている様子が、Zoomを繋ぎながら好きなことをしている子供たちを彷彿とさせるので選びました。