紅白歌合戦とアイドルとテレビ
紅白歌合戦を観た
昨今のテレビ離れが叫ばれている中、僕の周りでも大晦日なので紅白を観るという人は減っている
僕自身は割と毎年紅白を楽しみにしてた
ももクロにハマっていた時だと思う
今調べたら2012年だった
好きなアイドルが目標にしてた紅白でのステージを観たいので観てた
その後も音楽自体が好きなので家族がガキ使を観るからタイムテーブルを見ながら好きなアーティストのタイミングを計って別のテレビで紅白を観てた気がする
毎年見る度に好きなアーティストが出ることが増えていたりするのでなんやかんや毎年紅白を気にしてた
そして毎年見る度に面白くなってる気がする
紅白に出るアーティストがアイドル以外も若い人達が増えて自分の世代に合ってきたからなのかは分からないけども、毎年紅白を見る時間が増えてる
2023に至ってはチャンネルを変えることなく4時間半見続けていた
(紅白って6時間くらいやってるイメージあったけど録画の時間見たら4時間半で思ったより短かった)
そんな中何で僕の中で面白くなったのか、それをダラダラと書き連ねたいと思う
別にこれは紅白やアイドルやテレビについての考察では無いが僕の考えをまとめたくて自己満で書いてる
↓ここから先も有料じゃないです
・YOASOBI「アイドル」の演出
今回の紅白でそれなりに話題になっていたのがYOASOBIの「アイドル」での演出かな、と
日本のテレビで初披露らしい「アイドル」
普通に知らなかった、もっとやってると思ってた
まあもちろんYOASOBI側に色んな事情があるからだろうけど前日のレコード大賞で直前になってそういう枠を作って「アイドル」に賞を受賞させたが、権利の都合上台湾でやったライブしか流せなかったというのを見た
(何も裏取りしてないので誤情報だったらすみません)
最初から紅白でやる事を決めてたのかもしれないし、たまたまこのタイミングになったのかもしれないが、演出が凄かった
「アイドル」というタイトルの通り今回出演していたアイドルが男女問わず様々登場してきた
歌詞の内容からYOASOBIの引き立て役Bとしてアイドル達が使われてるだのなんだの言われていたが、僕はそこまで深く見てなかった
まあ2023年で1番売れているであろう曲なので引き立て役になるのはある意味仕方ないのかなと
僕には引き立て役に思わなかったけど
単純に「アイドル」という曲で本物のアイドルが登場するのは盛り上がるだろうし
【追記】
もう1回見返した時に思ったのがこれは大分好意的に解釈してるのかもしれないけれども
ikuraの衣装が明らかに所謂って言う一般的なイメージとしてのアイドル衣装じゃなくて、真っ黒な服に黒いネイルをしていて
これをアイドルの内側にある闇の部分と捉えてもいいかもしれない
そして居る場所がAyaseと共に1段上の場所でセンターから1つズレた場所に居た
サッカーで言えば1トップ2シャドーの2シャドー
アイドルにとって1番の場所(「アイドル」の歌詞で言えば一番星)はセンターなのでこれも主役とは言い難い
それと1段上に居るので全アイドルを俯瞰で見てる様にも見える
だから、YOASOBIの2人は目の前にいるアイドル達の代弁者って捉える方がしっくり来るかな、と
もちろん全部戯言なので実際はそんなこと無かったらそんな事ないですよ
今回はジャニーズ関連のアーティストが誰も出なかった
今まで僕が観てきた中でジャニーズが居なかったことはもちろん無かったし、そんなもっと前から無いらしい
男性アイドル史はジャニーズの歴史だと言っても過言では無い
そんなジャニーズが出なくて盛り上がるのか、とか言われていたらしいが「アイドル」での豪華絢爛さは凄かった
(別にジャニーズがアイドル界に要らないとか言いたいつもりは一切無い)
華々しかったアイドル達の共演
男女問わず日本韓国関係なく出ていた
そもそも韓国発の日本人グループがあったりするし
これをやってのけるのは時代がしっかり変わってきてるのかなと思った
今まで絶対的存在だと思っていたものが揺らぎ
それでも衰えることなく、もしくはそれ以上に盛り上がってみせたことが
そして最後にはあのちゃんと橋本環奈が2人の手でハートを作る場面があった
あのちゃんも橋本環奈も奇跡の一枚を持っている
(詳しくは何かあの調べてください)
しかも割と正反対の奇跡の一枚というか、あのちゃんはヒールっぽい表情をしているし、橋本環奈は明るくて可愛すぎる表情になっている
この2人がアイドルとして1つのハートを作っている
ちなみに僕は2人に関して詳しくは無い
別にこれは2人が1つになったとか言う訳では無いが、かたやアーティストとしてキャラクター性も含めて2023年テレビの中心人物となり、かたや圧倒的ビジュアルから女優やタレントとして超第一線を走っている
この2人が元々アイドルという枠組みの中で活躍してきて、全く別の道を辿って今この紅白という大舞台で同じ画面にいる
これを見た時に歴史としての面白さがすごいなと思った
・テレビの強みYouTubeの強み
何となく感じたのがテレビの強みは歴史の面白さじゃないかと思った
今回の紅白でも触れていたがテレビが始まって70年経つらしい
(その頃から出てた黒柳徹子はマジでバケモノすぎる)
寺尾聰が出ていたりポケビブラビが再び6人集結したり薬師丸ひろ子が出ていたり伊藤蘭がキャンディーズを歌っていたり
今までテレビという媒体では様々なことがあった
その中で変わらずに居続ける人もいれば、変わることで残り続けた人もいた
もちろんその中で変わらずに居なくなり、変わりながらも居なくなった人もいただろう
ただそれはそれだけの競争率の世界ということなだけなので、それも歴史の1ページではあるだろう
歴史を知る事で出てくる面白さ
それをテレビでは思う存分に楽しめると思う
みんな好きですもんね
漫画とかでめちゃくちゃ敵だったキャラクターが実は兄弟で小さい頃感じた劣等感から悪になってそいつを倒そうとする、とかそういうシチュエーション
・全く別の道を行っていたあのちゃんと橋本環奈がアイドルとして1つのハートを作っている
・10-FEETが紅白という大舞台でチバユウスケの名前を呼ぶ
どちらもそれまでの道のりはほぼテレビでやってないので別にテレビの歴史じゃないだろ
と思われたかもしれないが
歴史というよりかは歴史のページが繋がった瞬間を感じられると言った方がいいかもしれない
この大舞台が用意されてるのがテレビだろうな、と
テレビ離れが叫ばれていても結局未だに世代を問わずリビングでみんなが注目しているのはテレビだろう
だから多くのアーティストがテレビに出る事に夢を見る
そしてそれに見合うだけの規模を提供出来るのがテレビだろう
今回の紅白でもめちゃくちゃデカいドミノを倒したり、ギネスの人数でけん玉をしたり、寺で囲まれて歌唱したりとその規模の大きさがテレビの魅力であり強みだし、だからこそ皆ここをめざしたくなるのでは無いか、と
(もちろん今多種多様な表現の場がある中でテレビに出ることを目標にしてない人が沢山いることも理解はしているつもり)
逆にYouTube等のネットの強さは初速の速さだろうと思う
自分がやりたい事、思いついたもの
これをスグに形に出来るのはYouTubeならではの強さである
スポンサーの事を考える必要も無いしある程度の規約に則っていれば誰かに止められることもない
スタッフなどが居なくても自分でできるならやってしまえばいい
そして視聴者からの反応も早い
なのでリカバリーもしやすい
鮮度もいい
視聴者側としても見たくないものは見なければいい
時代が進んできたことで様々な形でやりたい事が出来て各々のゴールが出来たことがとても良い事だなと思う
ここ最近はテレビも鮮度を大事にしてるイメージでネットの流行りなどに敏感になっているがそれでもやはりソーシャルネットワーク等には敵わないなという印象
どちらもメリットデメリットがある
YouTubeに真似出来ない規模感のテレビ
今回の紅白もカメラマンや技術さんなどの裏方を含めて何人が関わってたんだろうかと思う
この人数の力が集結したからこそとんでもないクオリティのパフォーマンスが産まれたな、と
衣装、舞台、演出、お客さんetc..…
4時間半じゃ勿体ないだろって思うくらい豪華だった
なので紅白って訳じゃないが歴史の中間地点、ゴール地点としての役割として爆発力を持っているテレビはもっとどんと構えて待っていればいいのでは無いかと思う
HIKAKINやはじめしゃちょーの豪邸とか、すしらーめんりくのボウリング場で大暴れしているのを見て皆がワクワクしているのを見るとやっぱりメディアにそういう規模感のものを求めている人は多いのでは無いかと思う
逆にテレビでは出来ないような事を出来るYouTubeやネットは最高に楽しいだろうな、と
自分のやりたい表現ができて自分の事を好きな人が観て評価もしてもらえる
どっちが好きかなんて人それぞれだしどっちかを咎めるつもりは全く無い
今回はテレビを見てテレビの良さが語りたくなったからテレビの方が分量が多いのは致し方無し
・テレビの復活
そしてここ数年の紅白等を見ていてテレビの力が復活してきてるように感じている
一時期ネットが台頭してきた時にテレビはオワコンだのなんだの言われていて、テレビを見ない人、なんなら家にテレビが無い人も増えている
チューナーレステレビというテレビが見れないテレビも出てきてる
(いつもそれは普通にモニターじゃん、とも思うが)
それでもここ数年、特に2023年はWBCから始まり27時間テレビの盛り上がりにバラエティ番組の種類の豊富さ(バラバラ大作戦等)、そして紅白歌合戦
もちろん自分の観測内ではあるが今までよりテレビを観て、感想を述べてる人が多い気がする
(ただこれがソーシャルネットワークの良さであり悪さでもあるが自分が注目しているアカウント等ばっかり出てくるからというのもある)
体感ではずっとテレビの話をしてると言うより大々的に注目されている番組であったり、テレビであったインパクトの強い画像とかがよく回ってくるイメージ
こういうのを見てるとテレビ番組の画面の作り方はすごく綺麗だなとも思う
数年前までテレビの変わらなさもありつまらないと言われてきていたが、最近は変わることを恐れないというか、世代交代にも積極的になってきているとテレビに感じる
だからこそこれからも良い意味でまだまだ力を持ち続けていて欲しい
もちろんこれまで報道されていたテレビの良くない部分(ジャニーズとかパワハラ体質とか)は取り除かれている前提で。
またここから新しい歴史が始まりだしてると思うとワクワクする
そしてこの歴史を紡いでいく一員になれると思うとそれもまたワクワクしている
新時代の始まりを告げる足音が近付いてきている中でその足音の見えてるゴールがテレビだと信じたいな、と
これから先まだまだテレビは無くなって欲しくないし良い物を世間に届けて欲しい。
アメリカかどっかでは自分で見たい番組を選んで買う方式がかなり一般的になっているらしい、たしか
テレビというメディアの形が世界に向けた日本の強みの1つになっても良いと思う
言うなれば各々好きなものを、というよりみんなが同じものを見てる一体感(容易な言葉ではある)のようなものかな
それくらいの力を持っていると信じているので
そんなことを思った2024年初日でした
個人的第74回紅白歌合戦の見どころ
個人的に今回紅白をほぼ全部見て自分の為にも好きなところをピックアップして残しておきたいと思う
SNSで聞きかじったやつも出てくるだろうし
個人的な好みだし時系列とかはバラバラになるかも
ど真ん中で空から降ってくる有吉弘行
ボーダレス云々は置いておいて最初に浜辺美波の言っていた最高の時間を提供してくれている
大森元貴が首振るダンスのキレも凄いしミュージカル調の歌い方も上手いしこの人って完璧なんだなって
1曲目のオトナブルーから昭和歌謡である和田アキ子の古い日記のオマージュの時点で歴史の壁を越えてる
星野源のオトナブルーのノリ方
浜辺美波とJO1のハイタッチがズレてる横でまだ乗り切れてなくて超絶苦笑いの有吉弘行
そもそも客席側も明るくてお客さんみんなが色んなところ見ながら乗ってるところ
バカリズムのポイント荒稼ぎ(正解は一年後)
101スタジオのファンのノリが良い
何回観ても凄いピンヒールで飛びまくるPerfume
すとぷりの異質感と有吉弘行の戸惑い
なんかずっとあと何時間ですって言ってる浜辺美波(前回の司会者からかな?)
ここに来て巨人ー有吉の師弟関係
通天閣のThe大阪感
デカい純烈
真っ白画面で笑顔の堺雅人
読み取らない寺島しのぶと読み取れない角度の指輪
紅白史上初私服トレーナーのノブ
ちゃんと踊る橋本環奈とちょろちょろ踊ってる浜辺美波
バカリズムの"その笑顔"
吉高由里子の後ろにいるよく笑ってるメガネのおじさん
有吉に縁しかない芸人4分の3裸
頭抱える有吉弘行
MAXに挑戦する郷ひろみ(68)
ボーカルっぽい人がマイク持ってないのに歌声が聞こえるから誰が歌ってるかわかんなかったマンウィズ
普通にスゴすぎるドミノ
終わったあと嬉しそうな水森かおり
"響"の文字だけなんかモヤがかかってる歌詞テロップ
行くぜ紅白の濱家隆一
玉置の匂いがする大泉洋の歌い方
JO1とBE:FIRSTの真ん中で強そうすぎる坂本冬美
10-FEETの超開脚ベース
10-FEETの「The Birthdayチバユウスケ」
浜辺美波と橋本環奈デュエット
椎名林檎のセットアップサングラス
紙吹雪とか桜吹雪こんだけ出てくると片付けるの大変だろうに
QUEENの後ろにデカデカと書いてある紅白歌合戦の文字
しれっといきなり失敗した尾形
三山ひろしの後ろでお行儀よくずっと真顔のけん玉YouTuber
コーラスしに来た浮雲
何回聞いても激アツなタマシイレボリューション
キャンディーズファンの盛り上がり
HEATHのために集まったメンツの凄さ
ポケビブラビの6人
ウンナンに挟まれて楽しそうな有吉弘行
70年間テレビに出てる黒柳徹子
声量すごい黒柳徹子
EDでは支えられてるのに歌う時はしっかり歌い上げる寺尾聰
SUZUKAの隣に行ったのに気づかれてない宮本浩次
宮本浩次が暴れすぎて途中消えた歌詞テロップ
ハンカチ貸してあげる紳士有吉弘行
おネエで客を黙らせるさだまさし
トチッたみたいな格好で帰ってくる有吉弘行
「アイドル」の演出に出てくるメンツの多様性
あのちゃんと橋本環奈のハート
福山雅治の衣装
歌い上げて締めるなら今の時代はMISIA一択(盛り上がって締めるなら少し前のユーミン&桑田がいちばん良かった)
MISIAと椎名林檎が25周年(宇多田ヒカルも)って98年どんな時代なんだよ
紅組優勝で超ガッツポーズのあの
名MC有吉弘行
最後にけん玉ミスった16番の方!!
絶対気落ちしないでほしいし、貴方のおかげでまた来年三山ひろしさんが紅白で見れると思う!!!
また来年もぜひ!
ダラダラと長文駄文でまとまりのない文章ですし
大したことも言ってない浅いお話でした
とりあえず紅白が最高でしたのでここにご報告させていただきます
またテレビも含めて娯楽から楽しいな時間が増えるといいですね
2024年が良い年となりますように
おはようございます
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?