Stevie Wonder. Music of my mind (1972)
スティービーワンダーが初めて自分でソングライティングやプロデュース、楽器の演奏までを行ったアルバムがこのアルバムです。スティービーの名盤と言われるアルバム中でも印象の薄いアルバムですが、初めてのセルフプロデュースに慣れてないが故の荒削りな感じが個人的には結構好きだったりします。
メンバー
スティービーワンダー:ボーカル、シンセサイザー、アコースティックピアノ、フェンダーローズ、ハーモニカ、シンセベース、ドラム、ボンゴ、プロデュース
マルコムセシル、ロバートマーグレフ:モーグプログラム、プロデュース
アートバロン:トロンボーン
ハワードフェイテン:ギター
Love having you around
メロディはシンプルでキャッチーだけどシンセやクラヴィネット、ヴォコーダーが不思議なサウンドの曲。後半の音数が少ないパートもスティービー流暴動みたいだしその後のトロンボーンとシンセを重ねたパートもぶっ飛んでて好きです。
Superwoman (where were you when i needed you)
メロウで優しいメロディのバラードナンバー。シンセの短いソロを挟むとメロディが変るのでメドレーみたいになっています。
I love every little thing about you
ポップなメロディが楽しいソウルナンバー。
Sweet little girl
ハーモニカが印象的なスティービー流ブギウギナンバー。途中に入るちょっと下品な感じのスティービーの語りも好きです。
Happier than the morning sun
クラヴィネットがアコギみたいな音のバラードナンバー。この曲のような素朴だけど暖かくてポップなサウンドが次のアルバムからはあまりないのがちょっと寂しいです。
Girl blue
気だるい雰囲気のミディアムナンバー。
Seems so long
浮遊感のあるシンセが印象的な穏やかなバラードナンバー。リズムがほんのりシャッフルしているのが好きです。
Keep on running
力強いアコースティックピアノとクラヴィネットがかっこいい疾走感あるファンクナンバー。
Evil
シンフォニックなゴスペルタッチのバラードナンバー。