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TheCrusaders1 (1972)
今日はクルセイダーズのファーストっぽい名前の3rdを紹介します。今作はクルセイダーズ(ジャズクル時代も含む)以来初の2枚組です。メンバーは前作ハリウッドと大体同じですがフレンズ枠のアコベのレジーが抜けて後に正式メンバーとなるラリーカールトンが参加しています。
That’ how i feel
この時代らしいワウギターとメタリックに歪みまくったファズギターが不穏な空気を醸し出している曲。後半になってギターの代わりにホーンやピアノが出てくるとより混沌としてきます。
So far away
キャロルキングのカバー。ポップな雰囲気を残しつつもファンキーなビートとジャジーなサウンドにアレンジしています。
Put it where you want it
クルセイダーズ流Dance to musicといった雰囲気の曲。タイトなリズムとフニャフニャしたギターが印象的です。
Mystique blues
フリージャズっぽさも感じるワザとツボを外したような不思議な感じの曲。
Full moon
映画音楽のようなノリのファンキーな曲。リズムはロックっぽいですがソロの音の感じはジャズっぽいです。
Sweet revival
機関銃のようなワウギターのカッティングがかっこいいダイナミックなジャズファンクナンバー。
Mud hole
ギターリフクセになるファンクナンバー。ボディドリー風のリズムがでたりドラムブレイクが入ったりとリズム面でも聴きどころの多い曲です。
It’s just gottambe that way
ズッシリとしたリズムがかっこいいバラードナンバー。
Georgia cottonefield
軽やかかつダイナミックなジャズファンクナンバー。
A shade of blues
クルセイダーズにしては珍しくクラヴィネットを使った曲。
three children
前半はハイテンポなリズムとミドルテンポのメロディが対照的な曲。後半はジャズっぽい展開です。
Mosasi (woman)
穏やかでアーシーなナンバー。二枚組なうえ他のアルバムよりもフリーな展開の曲が多いので聴きづらいところもありますが最後のこの曲を聴くといいアルバムだなと思います