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Crusaders. Hollywood(1972)
今日はクルセイダーズのハリウッドを紹介します。
メンバー
スティックスフーパー、ウィルトンフェルダー、ウェインヘンダースン、ジョーサンプルのいつものメンバーにプラスでデヴィッドTウォーカーとアーサーアダムスがギター、チャックレイニーがエレベ、レジージョンソンがアコベで参加しています。
Spanish Harlem
オリジナルのラテンテイストはなくクルセイダーズらしいアーシーなファンクサウンドにアレンジしています。スティックの軽くバタバタしたドラムが印象的です。
Try a little hader
ベースとジョーのエレピがグルーヴィな曲。ストーンズにも同じタイトルの曲がありますが(メタモーフォシスに収録)とは別の曲です。
Hollywood
リズムギターがロックっぽい軽快な曲。メロディを弾くジョーのピアノも軽やかでウキウキしてきます。
Do yourself a favor
スティービーワンダーのカバー。オリジナルはサイケデリックなダウナーファンクでしたが、ダウナー感を残しつつもアーシーで少しカラッとしたクルセイダーズサウンドにアレンジしています。
Cold duck eddie
どっしりとしたリズムがかっこいい曲。後半のギターソロもいかにもフュージョンギターの音という感じでかっこいいと同時にこの時代にフュージョンを完成させていたクルセイダーズのすごさを感じます。曲ごとのクレジットがわからないので違っているかもしれませんがベースはチャックレイニーな気がします。
way back home
Old Socks, New Shoesに収録されていた曲のセルフカバー。微妙に音が違うので別テイクか再録だと思います。しかしほとんど同じなのであのアーシーでファンキーな曲を楽しめます。
(ここからは根拠がほとんどない僕の憶測ですが早すぎる再録や販売が所属していたチサではなくモーウェスト(モータウンの子会社でチサのレコードの販売を担当していた)であることからなんらかの事情でお蔵入りになった音源を勝手に集めて出した説を疑ってます)
Papa Hooper’s Barrelhouse groove
タイトル通り下世話なグルーヴがかっこいい曲。
Alekesam
アコギが軽やかなナンバー。ウェインのソロもかっこいいです。
ここからはCD化の時に追加されたボーナストラックです。
Hatty may
熱いドラムとクールなエレピが対照的なナンバー。
Wayne’s Pop
タイトル通りウェイン大活躍の一曲。