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Jackson5 ABC (1970)
前半のタイトル詐欺から一転シンプルかつストレートなジャケットとタイトルです。前作から数ヶ月しか経っていませんがコーラスは上手くなっている気がします。ただ前作よりボーカルが全面に出ているので前作ほど演奏が楽しめない気がしないでもないです
Love you save
軽やかなポップファンクナンバー。
One more chance
ファンキーなベースがかっこいいポップナンバー。
ABC
ポップで子供のグループらしい歌詞が面白い曲。それなのにリズムギターにファズを使っているのがこの時代らしいです。
2-4-6-8
ファンキーなミディアムナンバー。
(Come ‘round here) I’m the one you need
I’ll be thereをアップテンポにしたような曲。アーニーアイズレーばりにファズをかけたギターがかっこいいです。
Don’t know why i love you
リズミカルなスローナンバー。
Never had a dream come true
ポップナンバー。兄弟のリードの配分が比較的公平な曲です。
True love can be beautiful
アコースティックピアノがメインフレーズを弾いたりアコースティックピアノだけだったりするこのアルバムですがこの曲は珍しくエレピが印象的な曲。さらにフルートやベースソロまで使われていてちょっと雰囲気が違います。
La La (means i love you)
デルフォニックスのカバー。演奏はメロウで気持ちいいですがマイケルのボーカルは子供っぽい感じがします。(他の兄弟のコーラスは綺麗なファルセットなのでマイケル以外に歌わせた方が良かった気がします)
I’ll bet you
ファンカデリックのカバー。オリジナルほどではないですがそれでもかなり強烈なドロっとしたダークなスローファンクナンバーです。
I found the girl
他の兄弟(ジャーメイン?)が歌う曲。この頃のソウルらしいメロウなソウルナンバーでシングルカットされた二曲の次にいい曲だと思います。
The yong folks
ニューソウル風のピアノやストリングスと軋むようなファズギターがかっこいい曲。
Oh, I’ve benn blass’d
1stとの2in1版に収録されたボーナストラック。軽やかに跳ねるリズムが楽しいポップナンバーです